こんにちは。N2i の広報担当です。
先日こちらの記事を書きつつ、
ふと、N2i の働きやすさはどこにあるのかな、と気になりました。
ワーママ歴もうすぐ11年というスペックの私にとっては、「働く場所と時間に縛りがないこと」がベストで、IT業界であればサイボウズさんの多様な働き方へのチャレンジ、100人100通りの働き方を許容できる環境や仕組みがすごいなあ、と思っています。
とはいえ、働きやすさをどう捉えるかは、人によって重視するポイントが異なるはず。
一般的にどのような企業が働きやすいとされているのか、また、N2i のメンバーは弊社の働きやすさをどのように捉えているか、調べてみました。
働きがいのある米企業
米Glassdoor が働きがいのある企業ランキングを公開しています。働きやすさとは少し角度が異なりますが、それはさておき、トップ10にランクインした企業が評価されたポイントを大企業・中小企業それぞれのカテゴリで眺めてみると、次のような点が確認できました。
大企業の部
- 新型コロナウイルスへの対策、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンがある
- 知的誠実、革新、スピード、ワンチーム
- 人、リーダーシップ、気にかけてもらっていると感じられる
- リーダーのサポート、テレワーク助成、柔軟性がある
- 思いやりのある企業文化、福利厚生、社員がフレンドリー、社内で多数の機会がある
- 人、ワークライフバランス、福利厚生
- コロナ禍における経営層の優先順位が従業員が幸福か、快適かに置かれている
- 従業員へのコミュニケーションとフィードバックの聞き取りが素晴らしい
- ワークライフバランス、チームワーク、企業文化、従業員が知的ゴールを追求したり、可能性に挑戦するにあたり柔軟性がある
- 素晴らしい経営陣、定期昇給がある、楽しい職場と素晴らしい同僚
中小企業の部
- 健康的な職場環境、素晴らしいミッション、従業員とその家族に対する投資
- 楽しい職場環境、成長を後押ししてもらえる
- コロナ禍におけるワークライフバランス
- 従業員が可能性に到達できるように透明性があり、昇進の過程が明確
- インクルーシブな文化、意見が奨励されていて、聞いてもらえる
- コロナ禍は、全社的に月に一度、金曜日を休みにした
- 経営陣が約束を守ってくれる(一所懸命仕事をしたら見返りがある)
- 素晴らしいビジョン、コロナ禍においては、特に全ての従業員にたいして透明性が確保された
- 人、技術、楽しい、やりがいがあり、やる気をおこさせる、経営陣がサポートしてくれる
- 職場環境、エネルギーに満ちていて、歓迎されている、参加していて楽しい
社会情勢を反映してか、新型コロナウイルスへの対応、ダイバーシティやインクルージョンというキーワードが多いように思います。
それ以外は、リーダーシップ、ワークライフバランス、福利厚生、人も含めたチームワークと企業文化というところでしょうか。
働きがいのある国内企業
国内では、株式会社働きがいのある会社研究所が毎年「働きがいのある会社」ランキングを発表しています。
このランキングでは、次のような企業が働きがいのある会社として認定されています。
マネジメントと従業員との間に「信頼」があり、一人ひとりの能力が最大限に生かされている会社。優れた価値観(バリュー)やリーダーシップがあり、イノベーションを通じて財務的な成長を果たすことができる
また、ビジネスSNSのリンクトインも昨年から日本で「今、働きたい会社」トップ25を公開しています。こちらでは、次のポイントが評価されています。
「昇進の可能性」、「スキルの獲得」、「仕事の安定度」、「社外からの魅力」、「社内のつながり」、「社員の多様性」
N2i の働きやすさはどこにある?
さて、それでは最後に N2i のここが働きやすいよ、とメンバーが教えてくれたポイントをまとめてみます。
大きくは次の3点に分類されました。
- 会社のカルチャーに関すること
- 会社の仕組みに関すること
- その他
それぞれを見ていきます。
会社のカルチャーに関すること
- 方向転換が素早くできる。
- 一人ひとりがプロフェッショナル。
会社の仕組みに関すること
- リモートワークできる。
- リモートワーク負担金がある。
- 希望のPC(Mac)が支給された。
- 参考書代は会社負担。→ 業務に必要であると上長の承認を得られた書籍は、会社で購入しています。
その他
- スタートアップということで、お客様に興味を持っていただきやすく、営業しやすい。
中でも、一番多く回答が集まったのがリモートワークに関するものでした。
N2i では、 新型コロナウイルス対策として昨年4月からリモートワークを解禁しました。「リモートワーク負担金」は年間6万円まで、リモートワーク勤務にかかる費用を会社が負担する仕組みです。
リモートワークに関するコメントをまとめます。
- 子供の登園とかお風呂とか、家庭のことで時間が必要なのですが、このあたりが日々できているというのは働きやすさのうちの一つかと思ってます。
- 在宅勤務一択。子育て世代的には、これあるとないで体力の奪われ方、ストレス度合いが100くらい違う。
- 基本在宅で働けること。子育てに参加しやすい。昼休みとかにも(子どもの)顔を見られるので、実は今年産まれた3人兄弟の末っ子が一番赤ちゃんの時期に関わることができている。
- 在宅勤務。あまり子供と触れてこれなかったのが、入社して接する機会が増えました!
現在平均年齢34歳の N2i では、以前からのメンバーの家族が増えたり、小さなお子さんを持つパパやママの入社が増えています。「働き方」が柔軟になると、採用にも効果がありますね。
まとめ
先に紹介した働きがいのある会社研究所によると、「働きがいのある会社」とは「働きやすさ」と「やりがい」の両方がかね備わった組織であり、働きやすさは快適に働き続けるための就労条件や報酬条件で、一方やりがいは、仕事に対するやる気やモチベーションなど、目に見えにくいものだそうです。
働きやすさは外的要因、やりがいは個々の内的要因ともいえるでしょうか。
今回は質問の内容が「働きやすさ」に絞ったものだったので、次は「やりがい」についても聞いてみたいと思います。
リモートでどうやって仕事をしているか、エンジニアとセールスメンバーが対談しています。
スキルアップ応援制度を始めました。