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スタートアップのコーポレート部門に求められる4つの資質

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こんにちは。N2i COOの清水です。

皆さん、スタートアップのコーポレート部門(管理部門やバックオフィスと呼ばれることもあります)は何をしている部署かイメージが湧きますか?

バシバシ資金調達を行ったり、画期的な人事制度をどんどん出していったり、そんなイメージでしょうか?

でも実は、すごく泥臭いお仕事も多いのです。今回は、スタートアップのコーポレート部門の仕事内容や、そこで求められる資質をご紹介します。

なお、N2i では「部署」という縦割りな言葉はあえて使わず、「チーム」というよりフラットなイメージのある言葉を使用しています。以下では部門をチームに置き換えます。

スタートアップのコーポレートチームの役割は?

スタートアップのコーポレートチームは、個人的に「事業の成長に寄与する組織であれ」と思っています。

事業が成長する際に、意外とボトルネックになるのは、コーポレートチームが担う管理部分です。

法務的な部分や請求フローなど、事業が進むにつれてどんどん課題が出てきます。
そのような課題にぶつかるたびに、スピード感を持って業務をこなし、ルール化していくことが求められます。

時にリスクを提起することは重要ですが、一辺倒な対応で事業にブレーキをかけることはよくありません。

事業の成長に寄与するコーポレートチームであるために

そのために、コーポレートチームのメンバーも、会社の事業モデルをしっかりと把握しておくことが必要です。

会社の事業モデルに合わせて、施策を考え抜き柔軟な対応をする。

これは、コーポレートチームをアウトソースするのではなかなか実現できないことです。昨今、ビジネスプロセスを外注するビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)もありますが、社内にコーポレートチームを持つことの強みはここにあります。

スタートアップのコーポレート部門に求められる資質

それでは、スタートアップのコーポレートチームで働く人に求められる資質はなんでしょうか?私が思う資質は次の通りです。

1. 雑務でもなんでもやるバイタリティ

コーポレートチームはノンプロフィットセンターなので、どうしても最小限の人的リソースでチームを動かす傾向にあります。そのため、一人ひとりの業務範囲が大きくなりがちです。

そのため、「開発とセールス以外のことは全てやる。わからないところは外部の有識者に聞きながらでも進める!」というバイタリティが必要です。

2. 高い柔軟性

スタートアップの変化のスピードは本当に速いです。朝決まったことが、夕方には変わっていることがざらにあります。

そのため、コーポレートチームだけではないですが、変化を敏感に感じ取り、細かく起動修正できる柔軟さが必要です。

3. 学習意欲

前述の通り、一人ひとりの業務範囲が大きくなるため、自分の専門外の業務もする必要が出てきます。

しかも、それぞれ専門性が高い業務のため、必要となる知識を率先してインプットしていく必要があります。そのため、学習意欲がある人ほど活躍していきます。

4. 組織へ働きかける力

大企業の管理部門と大きく違うのが、ルーティンワークだけでなく、施策を組織に浸透させる取り組みを日々継続していくことにあります。そのため、従業員に働きかけ、施策を成功につなげる力が求められます。

まとめ

1. にあるように、スタートアップのコーポレートチームは少数精鋭で運営していることが多いです。

そのため、スタートアップのコーポレートチームを経験したことがある人は相対的に少ない貴重な人材になります。

弊社は現在、コーポレートチームで仲間を募集しています。

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本記事をご覧いただいたのも何かの縁。是非ご一読くださいね。

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