気がつけば、N2i のリモートワークも1年以上となりました。
この記事では、入社当初からリモートワークで勤務するセールスの吉田とエンジニアの名取に「普段どのように業務を進めているのか」をテーマに対談をしてもらった内容をご紹介します。
リモートでセールスはどのように業務を進めているの?
名取 まず吉田さんにお聞きしたいのですが、そもそもどのような業務を担当しているのですか?普段、接する機会がないので漠然としていまして…
吉田 それはそうですよね。普段、一緒に業務をする機会がありませんからね。
業務の1つの大きな軸としてはテレアポをしています。カッコ良く言えばインサイドセールスですかね。それと、フィールド営業も担当しているので、商談も担当します。
それ以外のところでは、セールスチームみんなで成績を出していける取り組みをするために、営業に関わる定量的な数値の管理・問題提起・進捗管理もしています。
名取 なるほど。リモートで大変だったことはありますか。
吉田 BtoB営業の経験はあったのですが、主にお客様を訪問してデモをお見せする営業でした。自分で言うのもなんですが「人たらし」と言われることが多いタイプの営業マンでして、サービスだけじゃなくて自分自身を気に入ってもらって売っているようなタイプでした。
しかし、N2i に入社して担当したバトンタッチは開発中で現物がない上に、オンラインで慣れない。自分らしさをどう出したらいいのか、どうやって売ったらいいのか分からず苦労しました。
名取 ですよね。実は、僕も短い間ですが営業の経験がありまして、N2i の営業はどうやって売っているのかとても不思議でした。
吉田 営業の経験があるんですか!
名取 ほんの少しですよ。大変なことはよくわかるから、尊敬してます。今はリモートでの営業はどうですか。
吉田 今は、リモート最高だと思ってます。実労働的には、出社していた頃よりも生産性が向上していると感じています。
僕の場合は通勤に片道1時間半もかかっていたので、通勤がなくなったことも大きなメリットですね。21時とか22時の帰宅が当たり前だったので、家族の体調不良にさえ気づけない状態だったのですが、今では気づけるしサポートもできる。リモートワーク最高です。
名取 もっとよくしたい点はありますか。
吉田 コミュニケーションについては「もっと良い状態にできるんじゃないかな」という感覚があるので改良していきたいです。
名取 なるほど。
リモートでエンジニアはどのように業務を進めているの?
吉田 セールスの僕からみて、エンジニアチームはチームワークがすごいなと感じてるんですけど、実際のところどうですか。
名取 そうですね。とても仕事しやすいです。チームリーダーの大石さん、岡部さんがやさしい上に、ムードメーカーなんですよ。
普段の業務では、2週間のスプリントでバグ改修をしたり、リリースを繰り返しているのですが、毎朝、進捗を確認して、スプリント終了後にはKPTを毎回行って改善してます。
吉田 誰がどのタスクを担当するのか決めるのはチームリーダなんですか。
名取 リーダーが決めることもありますが「得意だからやらせてください」とか「これは工数が多いからペアでやろう」とか話し合って決めることが多いですね。
原因不明のバグ改修には全員で取り組んだりもします。
吉田 リモートワークでもコミュニケーションに困っていなさそうですね。
名取 僕の場合、何か解決しないことがあったら、すぐにSlackやZoomで共有してチームで解決するので、自然とコミュニケーションがどんどん取れていくと言う状態ですね。
コーポレートやセールスチームとのコミュニケーションは不足しているかなと感じることはありますが、チーム内でコミュニケーション不足を感じたことはないですね。
いいパソコンを用意してもらって、ツールも充実してて、リモートワークできて、やりがいのある仕事ができて、自分の時間も取れて満足です。
エンジニアとセールスの斜めの関係
ーー今回、対談をお願いするきっかけになったのは「社内で斜めの関係を強化したい」という代表の篭橋の声がけからでした。対談をしてみていかがでしたか。
吉田 やってみて楽しかったです。エンジニアの皆さんがどんな仕事をしていて、どんなことが大変なのかなんとなくしか分からなかったのですが、実際に話を聞けてわかりやすかったです。
セールスとしても、僕たちが普段考えていることや泥臭いところとか、わかってもらえるだけで救われるんだなと思いました。知ってもらえることで、前向きに頑張りたいなと思えるんだなと思いました。
名取 僕はモノを作る側の人間ですが、モノを作るだけでは、売れないし、グロースしていかない。お互いに具体的にどんなことで苦労しているのか、どんな気持ちでいるのか知る相互理解が進むという、すごくいい機会がもらえたなと思ってます。
もっとセールスの方とコミュニケーションをとる機会を増やしていきたいですね。