UI/UXデザイナーのお仕事はまだまだ新しい職種なのでイメージしにくいという方は少なくないのではないでしょうか。UI/UXデザイナーと一口に言っても、企業によって仕事内容にも差があるのが現状です。
そこで、この記事では名古屋のITベンチャーであるN2iのUI/UXデザイナーの仕事内容を中心にUI/UXデザイナーのお仕事をまとめてみました。
UI/UXデザインとは?
みなさんはUI/UXデザインをどのようなものだと考えていますか?
UI/UXデザインについては、いろいろな意見があるし、絶対的な定義をするのは非常に難しいのですが、ここではノーマン博士のUXデザインの定義を中心に解説させていただきますね。
D.A.ノーマン博士のユーザーエクスペリエンスの定義は以下です。
「ユーザーエクスペリエンス」は、エンドユーザーと「会社、会社のサービス、商品」の相互作用の全ての側面を含んでいる。
第一の要件は、混乱や面倒なしで顧客の的確なニーズを満たす事。 第二の要件は、所有する楽しさ、使用する楽しさを生み出す「簡潔さと優雅さ」である。 真のユーザーエクスペリエンスは、顧客が欲しいと言うものを与えたり、チェックリストに載っている機能を提供するだけでは 十分ではない。
ニールセン・ノーマングループのサイト
操作ミスが多発するとか、マニュアルを読破してからじゃないと使えないといった状況では顧客のニーズを満たすことができず、それらの要件を満たしてはじめて使用する楽しさを求め、満たすことができるのですね。
さらにノーマン博士は続けて以下のように定義しています。
提供するサービスや商品において、クオリティの高いユーザーエクスペリエンスを実現するためには、 「多角的な専門分野のサービス」のシームレスな結合が必要である。それらの分野とは、エンジニアリング、マーケティング、 グラフィックデザイン、インダストリアルデザイン、インターフェイスデザインである。
ニールセン・ノーマングループのサイト
UXは多角的な観点やスキルが必要であることがよくわかりますね。
では、UIデザインはどのようなものなのでしょうか。
UIデザインは、UXを実現するために設計するWebアプリのフォント、イラスト、入力欄など画面表示されるもの全てデザインとなります。
UIはUXを実現するための手段の1つであると考えています。
なぜUI/UXデザイナーを募集するのか
では、なぜ一般的に求人募集では「UIデザイナー募集」ではなく、「UI/UXデザイナー」のように表現している企業が多いのでしょうか。企業によって考え方は異なると思われますが、私はUXの観点をもってUIデザインをしないとUXを実現できないことが理由の1つではないかと考えています。
弊社のUIデザインもUXの視点をとても重視しています。単にオシャレな雰囲気のデザインや、流行を追っただけのデザインは採用されません。
N2iのUIデザインを創り上げていくミーティングでは、「シナリオ」「ペルソナ」「目的」「利用シーン」などの単語が何度も飛び交います。
「混乱や面倒なしで顧客の的確なニーズを満たす事」がどのようなUIデザインであれば達成できるのかを議論しながら創り上げています。
N2iのUI/UXデザイナーのお仕事
弊社のUI/UXデザイナーは「混乱や面倒なしで顧客の的確なニーズを満たす事」を実現するために、セールスやPO、PM、エンジニアなどと議論した後に、レイアウトの原則やデザインの概念に従ってアイディアをAdobeXDやFigmaでカタチにしています。
UIデザインツールはどれがベストなのか?といった議論をネット上などで見かけますが、弊社では案件によって使い分けています。案件に関わるエンジニアやお客様に合わせて使いやすいツールを使っているそうです。
主な業務はアイディアをAdobeXDやFigmaでカタチにすることですが、弊社に在籍しているUI/UXデザイナーはコーディングもできる方なので、案件の状況によってはコーディングも担当するというのが弊社のUI/UXデザイナーのお仕事です。
まとめ
ここまでまだまだ新しい職種であるUI/UXデザイナーのお仕事をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
弊社では、現在UI/UXデザイナーを募集しています。マーケットシェアNo.1のWebアプリから新規事業までと幅広い案件のUI/UXデザインの経験を、私たちと一緒に積み上げていきませんか?
少しでも弊社の求人に興味を持たれましたら、ぜひご応募ください!お待ちしています。