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ムーアの法則とは?簡単にまとめてみた

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内定者向け社内勉強会で統計学をレクチャーしていただきました。耳にする機会があまりなかった単語がいくつかあったのですがその中の1つ「ムーアの法則」について調べてみました。

ムーアの法則とは

ムーアの法則は、半導体回路の集積密度が18〜24ヶ月で2倍になると考えられている経験則です。インテルの創始者の一人であり、後に会長職に就任しているムーア氏によって提唱されました。

この経験則を現在の半導体の集積回路、すなわちコンピュータの性能(処理速度、容量、通信設備)に当てはめると、10年前と比べておよそ100倍、20年前の場合、およそ10000倍も向上していると考えられます。

このように性能が短期間で向上可能なため、コンピュータの価格が下がるうえに、小型化した高品質の製品が近年発売され続けてきました。

ムーアの法則は永久に続くのか?

ムーアの法則が永遠に続くとしたら、100年後は現在では想像もつかないような進化を遂げることが予想されることになりますよね。こんなすごい進化が続くのか気になったので、調べてみましたが限界があると言われているようです。

物理的に半導体の微細化が限界を迎えていると言われており、それがムーアの法則の限界とも唱えられるようになっているそうです。

その一方で、2種類以上の元素を組み合わせた化学半導体を用いることで、伝統的な構成材料や構造が変化することによって物理的に半導体の限界を突破し、ムーアの法則が継続すると考える説もあるようですよ。

ムーアの法則とは他にも当てはまるの?

ムーアの法則は半導体以外の性能向上にも当てはまるのか調べてみましたが、当てはまらないそうです。あくまでムーアの法則は1965年にゴードン・ムーア氏によって唱えられ、半導体の性能が短期間で向上可能なことのみを指します。

しかしながら、半導体の性能が向上することは、様々な機器の性能向上に寄与するので、結果的にわたしたちの生活の進化に大きな影響を与えることになりますね。

まとめ

いかがでしたか?統計学の勉強会では、ムーアの法則のほかにWeb3.0やガートナーのハイプ・サイクルといった単語も登場してきました。

この勉強会に参加したことによる一番の収穫は、統計学を知り得たこと以上に、世の中の情報をいかに主体的に取りにいくことの重要性を学びました。この学びから分からないことなどがあればすぐに調べ、知識量を増やす習慣を取り入れています。この記事についてもムーアの法則を学ぶ、良いきっかけとなりました。

ムーアの法則を調べるきっかけになった社内勉強会のレポートはこちら

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