これまでブランド品には全く興味のなかった私ですが、東京支社に赴任して2カ月目、誘惑が多くなり、大変な日々を過ごしています。
最近はフリマアプリのメルカリなどで、気軽に中古ブランド品の売買ができる時代ですが、名古屋で知らぬ人はいない「コメ兵」さんで、ついに人工知能(AI)を使った査定が始まりました。
鑑定士の作業を効率化し、接客サービスの向上につなげる「AI査定」
バッグなどのブランド品を買い取る際の鑑定業務にAIを活用。鑑定士の作業を効率化し、接客サービスの向上につなげるそうです。
AIによる真贋判定については、以前Nagoya AI Blogでもご紹介しました。
加えて、米国のベンチャー企業であるEntrupy(エントルピー)も2018年から日本に進出しています。同社独自のマイクロカメラとiOS用のモバイルアプリがあれば、いつでもどこでも簡単に真贋鑑定ができるそうです。
商品の拡大画像を専用カメラで撮影したものをAIが査定。こちらは15ブランドに対応し、その精度は99%とのこと。
トレーニング機器のSIXPADや美顔ローラーのReFa(リファ)を提供するMTGでは、年間で1億円はくだらない偽物による被害を受けているそうです。
真贋を判定する、という作業においては、AIへの期待が高そうです。
余談ですが、コメ兵さんでの買い取りの本人確認は、従来通り店員が担当するそうです。以前こちらで紹介したようなソリューションを使用すれば、こちらも省力化できそうです。
募集中です。
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