NAGOYA AI Blog

人工知能(AI)関連の気になるあれこれをN2iがお届けします

アベンジャーズに学んだAIへの誤解(注:ネタバレ有)

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源五郎さんによる写真ACからの写真(なぜに東京スカイツリーの写真?と思われた方。こちらは前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開を記念して2018年に行われた特別ライティングの様子だそうです)

 

「AIが人の仕事を奪う」

「AIは暴走して人を支配する」

 

自分の仕事を他の人に説明すると、多くの人がAIに対して良いイメージを持っていないことを感じており、歯がゆい気持ちになっていました。

 

先週末のこと、映画館で『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観て、その理由がとても腑に落ちました。

(※ネタバレを含みますので、これから映画をご覧になる方はご注意ください)

 

 

みなさんは、未来を変えるにはどうすればいいと思いますか?

 

「過去を変えればいい」と考える人が多いのではないでしょうか。

 

アベンジャーズ/エンドゲームでも、登場人物が過去に戻り未来を変えようとするのですが、その際に「過去を変えて未来を変えることはできない」という説明があります。

過去を変えても「並行世界」が生まれるだけで、現在の世界は変わらないという考え方です。

 

もちろん、「過去改変」をしたことのある人は実在しないので、なにが正しいかは分かりません。

 

しかしなぜ「未来を変えるには過去を変えればいい」という発想になる人が多いのでしょうか?

 

映画や小説などの影響が大きいと思います。

『バック・トゥー・ザ・フューチャー』

『ターミネーター』

『時をかける少女』

いずれの作品も、過去を改変することで未来を変えようとするテーマの映画です。

 

人は、フィクションと理解している物語でも、それを自分の中に取り込み、それが正しいと思い込んでしまう習性があるのでは、と考えました。

 

 

AIの話にもどります。

2015年に公開、先日は地上波でも放送された前々作の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、一言でいえば、天才科学者が作り出した地球の平和を守るAIが、人間が過去に戦争を行っていたことを知り、地球の平和のために人間を滅ぼそうとするというストーリーです。

 

『アイ, ロボット』や『マトリックス』も同じようなストーリーでした。

 

幼い頃から、映画や小説の中でAIが人間の敵になるストーリーを経験してきた我々にとって、よく分からないAIは怖いのです。

それがAIというよく分からない言葉に対する悪いイメージにつながっているのだと考えました。

 

我々は、「AIの仕組み」を理解している企業として、AIはこれだけ素晴らしいことができるんだという説明を、それこそ映画レベルのストーリーをでユーザーに説明していく必要があるのだと思います。

 

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