2021年11月4日 Ars Technica にて「既に一部のユーザーを対象にGoogleアカウントの二段階認証手続きがスタートしている」いう記事が公開されましたね。私の個人アカウントはどうやらその対象だったようで、10月下旬に突然、スマホでの認証を促す画面が表示され驚きました。
二段階認証でのログインが必須となる1週間前に通知が届く
10月19日にGoogleから「まもなくログインの二段階認証プロセスが有効になります」というタイトルのメールが届きました。
本文には「2段階認証プロセスは10月26日に自動的に有効になります。ご希望の場合は、今すぐ有効にできます。アカウントの設定は完了しました。」と書かれています。
10月19日にメールを読んだ時は「ふーん、そうなんだ」くらいに軽く思ってメールを閉じました。
1週間後ログインしようとすると2段階認証を求められる
Googleからのメールを特に気にしないまま1週間が過ぎ、10月26日にGoogleアカウントにログインしようとすると二段階認証を求められました。
二段階認証が強制的に有効になったため、モバイルアプリでコードの認証を行いました。
私はモバイルアプリで認証しましたが、認証は「テキストメッセージ、音声通話、モバイルアプリ」のいずれかを介して利用中のスマホにコードが送信されるようですね。
認証自体は1分もあれば完了してしまうほどに簡単でしたよ。
2段階認証プロセスは無効にできる
2段階認証プロセスは自動的に有効化されてしまいますが、手動で無効にすることもできるそうです。
パソコンでの操作の場合は以下の操作で無効化が可能です。
- Googleアカウントにログイン
- [セキュリティ]で[2段階認証プロセス]を選択。
- [オフにする]を選択
- 無効化を確認するポップアップウィンドウが開くので[オフ]を選択する
詳細はこちら
2 段階認証プロセスを無効にする - パソコン - Google アカウント ヘルプ
まとめ
メールアドレスとパスワードを入力すれば、自分のパソコンでもスマホでも、他の人のパソコンでも、サクッとログインしてGmailを使えるという時代ではなくなりそうですね。
利便性とセキュリティの高さは常に天秤にかけられてきましたが、若干の利便性を損なってでもセキュリティが必要な状態になったということですかね。