こんにちは。ディレクターの山中です。
この記事では、リーダーとして活躍中の女性Webエンジニア大石と、ふとん屋から転職した若手営業マン大西に「一人前になるためにやってきたこと」をテーマに対談をしてもらいました。
この記事はその前編となります。
後編の記事はこちら。
自信はないままでも前に進む。一人前のWebエンジニアになるためにやってきたこと。 - N2i ジャーナル
ほぼ同期入社
大石:お久しぶりですね。たしか大西さんとは同時期の入社なのですね。
大西:そういえば、そうですね。数カ月違いですかね。
大石:入社したばかりの頃、大西さんは私のことをあまり覚えてないかもしれませんが、私は大西さんはかなり印象的でしたよ。
大西:え、そうなんですか。
大石:坊主頭にしてたり、新幹線を乗り間違えて遅刻したり。
大西:あぁ、そんなこともありましたね。あまり良い印象ではないですよね。
大石:いえ、面白い人がいるなと思ってましたよ。そんな大西さんは入社してから何をしてきたのですか?
入社してから何をしてきたのですか?
大西:東京のふとん屋さんの営業から、名古屋本社のITベンチャーであるN2iに転職して、最初の仕事はテレアポだったのですが、かなり苦戦しました。
30件のアポを取るように指示されたのですが、1カ月目は4件。2カ月目も4件しか取れなかったんです。このペースだと目標を達成するまで7・8カ月もかかってしまう、と、2カ月目が終わる頃に焦る気持ちが強くなってきました。
そんな時期に社員総会に出席するために東京から名古屋へ向かう新幹線を乗り間違えて、大遅刻。総会では「これからの展望」を考えるという題目があったのですが「このままじゃ、やばい」と強く思ったことをよく覚えています。
大石:そんなタイミングで遅刻しちゃったんですね。
大西:はい、そうなんですよ。でも、これが転機になりました。社内でメンタリングをしていただいたり、アドバイスをいただいたりして、3カ月目には22件のアポが取れたんです。
大石:すごいですね。メンタルが強いですね。
経験値を上げるためにやる
大西:私のモットーが「自信がないからやらないではなく、自信をつけるためにやる」なのですが、この考え方の影響が大きいかもしれません。
大石:自信がない方なので、そういう考え方ができるのっていいなと思いました。
大西:人生はポケモンだ、自分を高めていくゲームだ、と捉えている節があります。チャレンジしたことが経験になって、また新しい世界が見えてくるじゃないですか。
だから、自信がないことでも経験には絶対なると確信しているから、チャレンジしようと思えるんだと思います。
大石:経験値を上げよう!という感覚ですか。
大西:はい、そうです。
大石:なるほど。その感覚で行動すれば、自信が持てるようになるかもしれませんね。
プレッシャーをバネに
大石:最近ではどのような仕事をしているのですか。
大西:新規事業に取り組むことになり、これまでとは違う世界が広がりました。再び、何をしたらいいのか分からない状態となってしまい、一時期はスランプに陥ってました。
そんな中、私よりもずっと経験のあるセールスメンバーが4名も入社することが決定したんです。
代表の篭橋に「甲子園常連校のスタメンの中に、地方の野球小僧が入っちゃう感じになるぞ」と言われました。
大石:かなりのプレッシャーですね。
大西:プレッシャーでしたが、いい意味で期待を裏切ってやろうと思いました。
結果的には、豊富な経験と実績があるセールスメンバーと働くことで、スキルや技術面で学ぶだけではなく、メンタルの面でも学べることがたくさんありまして、スランプを抜け出し結果を出すことができました。
一人前になるためにやってきたこと
大石:大西さんが一人前になるためにやってきたことは何ですか。
大西:一人前かと言われるとまだ未熟だと思っているのですが、その時に必要とされていることを泥臭くやってきただけですね。
ひとつクリアしたと思うと、新しい世界が広がるんですよね。新しい世界では、それまでと違うことを必要とされるので、その度に泥臭くチャレンジして、経験値を上げて、を繰り返していくんだと思っています。
大石:素敵な考え方ですね。私も経験値上げがんばります。
後半に続きます。