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現役新規事業担当者が選んだ本当に役立った本【2021年版】

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こんにちは。N2i COOの清水です。

今回は現役新規事業開発担当者として、読んで役に立った本をご紹介します。

役に立った本はものすごくたくさんあるのですが、今回は厳選して、本当におすすめの本4冊(と番外編1冊)をピックアップしました!

 

1. ストーリーとしての競争戦略 

『ストーリーとしての競争戦略』は私のバイブルです。競合との差別化ポイントや施策などの各種戦略を、ひとつひとつの面ではなく、つながった一連のストーリーとして作り上げるための本です。競合他社との差別化や技術的優位性などを個別に語るだけではなく、一貫性のあるストーリーの仕立て方を教えてくれます。

前職ではベンチャー企業の社長とお会いすることがとても多くありました。事業を伺い強く感銘する時があり、そういった時は大体、この戦略のストーリーがうまく作られていました。心の琴線に触れるストーリーは、聞いた方も腹落ちし魅力を感じます。かなり分厚い本ですが、一読の価値有りです!

 

2. 新規事業の実践論

 ITベンチャーのセールスで活躍したい人におススメの本4選 - N2i ジャーナル でも紹介しましたが、新規事業の進め方がわかりやすく説明されています。

MVPとは何か、仮説検証の仕方、ヒアリングの仕方など、新規事業を進める上でのハウツーがまとめられています。特にシステム関連の新規事業を担当している人におすすめの本です。

 

3. SHOE DOG 

ナイキの創業者、フィル・ナイトが書いた本です。

ナイキという世界的に有名なブランドの創業から世界的なブランドに上り詰める過程にどのような苦労があったのか、フィル・ナイトは何を大事にして、何に葛藤したのか。

そのような視点から、プロダクトとして成功しただけでなく、ナイキという世界最高のブランドのストーリーが読めます。

新規事業に迷った時だけでなく、自分のキャリアや働き方に疑問を持ったときにも、よく読んでいます。

 

4. 破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 

オンデーズの田中社長が経験した事業再生中のあれこれを小説にした本です。半沢直樹の世界みたいです(笑)。

絶対に倒産すると言われ、多くの人が見放した企業を田中社長が買収し再生していく

その中では何度も資金がショートしそうになったり、裏切られたり、危機が訪れたりします。新規事業をしていると、信じられないくらい未知のことが出てきます。そこで逃げずに頑張ろうという活力がもらえます。

 

番外編:ブルーピリオド

この漫画、とても好きです。目標を達成するための真摯な姿や、自分のやりたいことに向き合う姿。とっても勇気をもらえます。

新規事業は、初期のコンセプトを固めて社内のメンバーに話をするまでの工程がとても孤独な作業です。そのときに、自分がやりたいことや、自分がこの事業を通して叶えたい世界に真摯に向き合う勇気をもらえます。


ハウツー本というより、少し物語風な本が多くなってしまいました。

どれもおすすめなので、ぜひ読んでみてください!

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