N2iでは内定者が入社するまでの期間、社員同等の実務を経験する「内定者アルバイト」を実施しています。
11月頃から3ヶ月に渡って、内定者の塩谷と川島が、開発チームから依頼され弊社が開発しているサービスの競合分析と、サイト分析ツールの調査のお仕事に取り組みました。
1月中旬に行われた調査結果のプレゼンに対して、N2iメンバーから沢山のフィードバックがありました。それらを元にプレゼン資料作りの3つのポイントをまとめてみました。
結論を決めよう
発表に対し以下のような声がありました。
”資料をどの立場で作成したか?誰に対して説明するか?何を伝えたいか?が全体として曖昧だと感じました。”
”調査分析した結果「どのサービスが、どのような理由使いやすいと思った。」と結論がほしい。”
サービスやツールについて調べた結果はよくまとめられていましたし、調査量は足りていたのですが、調査した結果が不十分だったようですね。
資料作成を始める前に、結論を先に決めるステップがあったら、もっとよい資料が作れていた可能性が高いですね。
比較する目的を決めよう
比較の仕方についてもフィードバックが寄せられていました。
”一覧でパッと良し悪しがわかると良い。4つを見やすいようにまとめる。同じ基準で揃えた場合の値段やサービスの比較ができると良い。”
”機能として何ができるかわかりにくかった。”
”体言止めではなく〜ができる機能、などで結論づけてしまったほうがわかりやすい。”
サービスやツールの調査結果は膨大になるケースがほとんど。しかしながら、資料にまとめる際にそれらの全てを発表資料に掲載することはできません。そこで、掲載する情報を絞る必要があります。
どんな基準で絞り込んだら良いのか判断する際に役立つのが、1つ目のポイントとして挙げた「結論を決める」作業です。
結論が決まっていると、どの情報をどのように比較し、どの形式でまとめたらいいのか判断しやすくなりますよ。
共有しやすい形式で作ろう
プレゼン資料は発表終了後に読み返されるケースが多いですよね。読み返しやすいプレゼン資料であることは、とても大切な要素です。社内発表会のフィードバックでも、資料の形式についての意見がありました。
”社内で共有できる資料として誰にでも渡せるような資料にした方がよい。
例えば、個人名などはできるだけ抜く、資料を開いたときに、調べたデータをGoogleドライブから探せるようにエクセルの画像だけでなく、リンクを資料に貼っておくなど。”
最近では、社外との打ち合わせやプレゼンもオンライン会議であることが増えていますよね。会議の形態にあわせて、共有しやすい形式で資料を作るとぐっと伝わりやすくなるはずです。
まとめ
プレゼン資料を作るときにデザイン性にこだわって、手が止まってしまう方が少なくないのですが、プレゼン資料で一番大切なのは内容です。
プレゼン資料初心者や苦手意識を持っている方ほど、デザインに気を取られてしまいがちですが、一番大切なのは何を伝えるのかゴールを決めること。この記事が、よいプレゼン資料作りのヒントになれば幸いです。