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脱三日坊主!忙しい社会人が継続的に学習を続けるための仕組みづくり

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こんにちは。COOの清水です。「〇〇を勉強したいなぁ・・」と一念発起して始めたものの、結果三日坊主になってしまった・・ということはありませんか?

私はまさにこのタイプです・・・(笑)。やる気やテンションにムラがあるんですよね。

ただ、自分がこのタイプと認識しているからこそ、三日坊主にならないように気をつけようと思っています。

また、名古屋大学の教育学部(ここは教員養成の課程ではないですが)で教育学や心理学を学んだり、大学時代と卒業後に塾の講師や家庭教師に携わっていたりする中で、継続的に学習をする手法を試行錯誤してきました。

今回は資格や業務で必要な知識の吸収を習慣化させて、三日坊主にしないために気をつけていることをご紹介します。

そもそも、なぜ新しい知識を身につけたいの?

先日こちらの記事でお話をしたように、COOの業務は誰がやるか不明な業務を担当する三遊間的なポジションと考えています。

そのため、他のCXO以上に、浅くとも広い知識が必要です。特に今はコーポレート業務とbizdev(事業開発)の仕事を兼任しているため、必要な知識がより幅広くなっています。

必要な知識が幅広いため、積極的に新しい知識を身につけようとしています。そして、自分が知識をつけることで会社に対してできることも多くなると思っています。

1. ルーティンとして確立されているものに組み合わせる

継続させるために実施したいことの一つ目は、通勤をする、寝る、料理をするといったルーティンと勉強を組み合わせることです。

既に習慣として確立されているルーティンに「学習」を組み合わせることで、勉強に取り組む抵抗が少なくなります。

私は受験勉強の際、英単語や古文漢文、日本史などの暗記ものは、電車の中でしかやらないと決めていました。そして毎日1時間半の通学時間を暗記ものの学習に当て、机の上で勉強できる時間は問題を解くといった時間に当てていました。

この習慣は社会人になってからも同じで、特に在宅ワークが常態化してからは、料理を温めている隙間時間やお風呂の時間に法律系の覚えたいことを確認しています。

2.周りの人と目標と取り組んだ内容を定期的に共有する

自分との約束事って簡単に破ってしまうんですよね・・・。そのため、自分との約束だけではなく、他の人も巻き込んだ約束にすることがおすすめです。

例えば、N2iのコーポレートチームの勉強会では、毎週各自が勉強していることの進捗を報告し合います。それぞれに専門性を持って業務内容が異なるコーポレートチームですが、各々週1回の勉強会をペースメーカーに学習を継続させています。

3. 全体像を先に掴み、現在の立ち位置を見失わないようにする

毎日コツコツ学習をして、本当に成果があるのか分からないと、だんだん継続することが辛くなってしまいます。これは以下の2つを気にかけて学習するといいかと思います。
  
a. 簡単な入門書で全体像を掴む
めちゃくちゃ簡単な本で、まずは全体像を掴みます。問題集とかであれば、7割くらい正解できる本に取り組む、入門書であれば数時間で読めてしまうような平易な本がおすすめです。

まずは入門書で全体の骨格だけを掴み、後から詳細な書籍などで肉付けをしていきます。詳細な内容に入っていくと難易度が高い部分もありますが、全体像が見えているため頑張ろうと思うことができます。

また、詳細な本に移行する際も、まずは目次をざっとみて、全体像を把握してから読み始めるのがおすすめです。
 
b. 目次を活用してアウトプットをする

定期的にアウトプットをすることで成長を実感できます。私が実践している方法は定期的に目次を開き、目次の内容をもとに自分の言葉でアウトプットするというものです。

例えば、手元の法律系の本の目次に「第2節 株式会社の仕組み テーマ1 設立」とあります。ここを見て、株式会社の設立の手続きの流れを説明できるようにするといった感じです。そのため、本を読み終えたときには、目次を見て自分の言葉で説明できるようになっている状態を目指します。
 
以上が学習を三日坊主にしないために取り組んでいることです。

基本的に自分のやる気や意思を信用していないため、仕組みで継続するように取り組んでいます。仕事でも仕組み化は大切ですよね。是非、私と同じく三日坊主になりがちだなという方、お試しください!

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