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名古屋と東京を拠点に活動するITベンチャー N2i がIT・ビジネス情報をお届けします

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macはシャットダウンではなくスリープがオススメな理由

みなさんは毎日の業務を終了する時、PCをシャットダウンしていますか?それともスリープにしていますか?

最近、社内slackでmacはスリープの方がよいという話を耳にしました。わたしはシャットダウンするのが当たり前だと思っていたので、調べてみました。

macのスリープモードの時に起きていること

Macはスリープモードのときに、Power Napと呼ばれる機能が自動的に作動します。

Power NapはmacOSユーザーガイドで以下のように解説されていました。

フラッシュメモリを搭載したMacコンピュータでは、Power Napによってスリープ中でもコンピュータを最新の状態に保つことができます。Macがスリープ状態になると、Power Napが定期的に起動して情報がアップデートされます。
macOSユーザーガイドより引用

macがスリープでバッテリーが残っていれば、これらのアップデートをしておいてくれるなんて便利ですね。

  • 「メール」で新着メッセージをチェックする
  • 「カレンダー」のイベントをアップデートする
  • その他のiCloudイベントをアップデートする
  • 「Macを探す」のロケーションをアップデート

また、電源アダプターに接続されている場合は以下を実行してくれます。

  • ソフトウェア・アップデートのダウンロード
  • Time Machineによるバックアップ作成

Power Nap機能はシステムのベーシックな機能なので、よほど古いmacでない限りPower Nap機能がなかったり、オフになっている心配は無用です。

このように、スリープにすることでメンテナンスもしてくれるというメリットがあります。スリープモードのメリットは、起動時間が短縮されるのでタスクをすぐに再開できる点だけだと思っていましたが、違っていたようです。

スリープモードでパソコンの寿命は短くならないのか

macのスリープはメリットがたくさんあることは分かったのですが、気になるのがスリープにしておくことでパソコンの寿命が短くなる懸念があるのではないかということ。

しかしながら、結論を言うと、スリープ時にも通電されていますが、ごく僅かの消費電力なので実用上の寿命差はありません。

macの起動・停止を繰り返す方が負荷が掛かり寿命が短くなるという意見の方もいらっしゃるぐらいなので、スリープモードにすることでパソコンの寿命を気にする必要はなさそうです。

windowsもスリープの方がいいの?

では、Windowsの場合もスリープの方がいいのでしょうか。調べてみると、いろいろな意見がありますが、Windowsの場合は長時間使わない時はシャットダウンした方がよいようです。

90分以上使わない場合は、HDDとバッテリーへの負担を減らし、メモリを解放するためにもシャットダウンするというのが目安なのだとか。

まとめ

わたしはN2iに入社するまで業務のメインPCはWindowsでした。そんな私にとってパソコンを毎日シャットダウンしなくて良いというのは衝撃でした。

このことを知ってからWindowsが起動するのを待つ時間が、おっくうに感じるように。プライベートのPCをmacにしてしまおうかと心が揺れています。

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