Webアプリの開発現場において
「ほんとうにその機能が必要なのか?」
「メニューの表示順序は現状のままでいいのか?」
「機能追加した結果UXは向上したのか?」
といった疑問は尽きないもの。
アクセス解析や監視サービスを使うとこれらの疑問に対して、定量的なデータで判断をしやすくなりますよね。
今回はMOCHICAの開発チームの古川を中心に、GoogleアナリティクスやDatdadogを活用してUI/UX改善に取り組んでいるという噂を耳にしたので話を聞いてきました。
※MOCHICAは、株式会社ネオキャリア(https://www.neo-career.co.jp/)様のサービスです。N2iでは、ネオキャリア様と共同でMOCHICAを開発しています。
広報:MOCHICAの開発チームはGoogleアナリティクスやDatdadogを活用してUI/UX改善に取り組んでいるそうですね。
古川:はい。UI/UXの改善をするときに感覚ではなく、定量的なデータにもとづいた方がより正しい判断ができるのではないかと思いこれらのツールを使っています。
広報:実際にこれらのデータを使ってUI/UXの改善がどのように変わりましたか?
古川:Datadogを活用したUX改善が先行したのですが、目標の数値を定めることでチームとしてチームメンバーがどのように動いたらいいのかが、わかりやすくなりました。
2週間ごとに新しい機能をデプロイするのですが、その機能を追加することによってアプリの表示スピードが遅くなっていないかなどが一目でわかるので、スピーディーなUXの改善に役立っています。
広報:そうなんですね。Googleアナリティクスはいかがですか?
古川:Googleアナリティクスは、仮説を立ててはタグやイベントを設定してテストしている段階です。
広報:どんな仮説を立てているのですか?
古川:たとえば3つ機能を選べるタブがあるページがあるのですが、3つの並び順は利用頻度が高い順になっているのか?とか、このボタンは本当に使われているのか?などですね。
広報:なるほど。
古川:アナリティクスはある程度の期間データ測定しないと判断材料にならないので、現在はデータを集めるための施策が中心です。いろいろな仮説を立てて、UIの改善に役立てていきたいと思っています。
広報:それは面白そうですね。
古川:UI/UXの観点としては、Webアプリで使っている単語や文章表現の改善もしていきたいので、その点では文章が得意な広報さんにも協力いただきたいと思ってます。お願いしますね。
広報:私でできることなら喜んで。
まとめ
Googleアナリティクスと聞くと、ホームページの改善に使われるイメージが強かったのですが、最近ではアプリのUI/UX改善に使われるケースがどんどん増えてきているようです。
N2iもGoogleアナリティクスをはじめとするツールを使いながら定量的なデータに基づく改善をどんどん取り入れていきたいと思います!