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名古屋と東京を拠点に活動するITベンチャー N2i がIT・ビジネス情報をお届けします

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リードエンジニアが海外リモートワークでも業務に支障がないか聞いてみた

N2iのリードエンジニアである田中がフィリピンにてフルリモートワーク勤務を開始して2週間。チームメンバーであるPMの古川と、入社2ヶ月目の新人Webエンジニアの和田を交えて、ブログ編集担当の山中が、海外でのリモートワークのメリット・デメリットを聞いてみました。

入社して2ヶ月でリードエンジニアが海外フルリモート

フィリピンの街を走る個性的なバス

山中:海外リモートワークをしている田中さんにお話を聞く前に、まずは入社2ヶ月目で上司が海外に行ってしまった和田さんに質問させてください。

入社してすぐに上司が海外に行ってしまったという珍しい状況ですよね。和田さんはどう感じましたか?驚いたことはありますか?

和田:入社前から海外リモートの予定があることをお聞きしていました。その予定をお聞きして「そんなこともできる会社なんだ!」と思いました。

日本で働いていてもフルリモート勤務なので、住んでいる場所が日本でも海外でもたいして状況は変わらないんじゃないかなと予想していました。実際に、海外リモートワークに移行しても、予想通り仕事の進め方は変わっていません。

仕事の合間にフィリピンのことを聞けるので面白いです。

業務はとてもスムーズ

フィリピンの都市部は日本と同じようにビル群が立ち並ぶ


山中:チームとしてメンバーが海外にいるから困ったことは、まったくない状態ということですかね?

古川:海外ならではといえば、時差にまつわるエピソードがありますよ。

フィリピンと日本は時差が1時間あるので、予定のリマインドが1時間遅れてしまい、田中さんが時間になってもオンライン会議に参加してくれないということがありました。

山中:現地で目にしている時計が示す時間と、日本時間で行う会議とで1時間ズレが発生するんですね。

古川:はい。でも、リードエンジニアが海外に行ってもチームメンバーとして困ったことはないんです。

山中:田中さんはフィリピンで仕事をするにあたって、困ったことはありましたか?

田中:仕事では時差に注意する点ですね。日本の電話番号も使えないので、電話番号で2段階認証が必要な設定になってるアプリのログイン方法も気を付けておく必要があります。

でも、大きな問題はないです。Wifiについては日本の自宅よりも速くて快適なくらいですね。

生活面は課題も

露天には南国フィリピンならではのフルーツが並ぶ

山中:生活面はいかがですか?

田中:フィリピンで困ってるのは食事なんです。味付けの問題もあるけど、一番大変だったのは食中毒になってしまったことです。

山中:え!病院には行きましたか?

田中:病院に行く前に治ったのでいっていません。病院や薬の処方についての法律や仕組みが違っているので、その点は困りますね。ちなみに、フィリピンの方が日本より薬の数が多いそうですよ。

山中:そうなんですね。

田中:驚いたのは、セキュリティの厳しさです。今、住んでいる地域の治安がよくないこともあり、銃を持ったガードマンがあちこちにいますし、オフィスビルに入るときの服装にルールがあるんです。

サンダル、短パンは禁止で、襟付きの服装が必須。パスポートを提示する必要があったり、セキュリティカードを持ち歩いていないとビル内で自由に動き回ることもできません。

でも、入ってしまえばビルの中は安全ですし、エアコンも効いていて快適です。

フィリピンのコワーキングスペース

田中:明日は、そのオフィスビルでフィリピンでお仕事をしている日本人の方とお会いする予定があるので楽しみにしています。フィリピンのエンジニア事情などをお聞きしたいなと思っています。

山中:それは楽しみですね。どんなお話を聞けたのか、また教えてください。

田中:ぜひ!

まとめ

お話のなかで、3年前だったら、こんなにスムーズに海外から業務をするのは無理だったと思うという話もありました。

N2iは2年前からエンジニアは全員フルリモート。リモートワークで業務を行うノウハウや環境が確立していることが、今回の海外リモートワークが問題なく行えている大きな要因となっているようです。

さまざまな働き方もチャレンジしやすい環境が整っていきそうで楽しみです。

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