N2i AIブログ

名古屋と東京を拠点に活動するAIスタートアップN2iが、革新的なIT技術と最前線のビジネス情報をお届けします

名古屋と東京を拠点に活動するITベンチャーN2iがIT・ビジネス情報をお届けします

N2iが技術顧問就任を発表──名古屋から“生成AIで事業をつくる”企業共創モデルを拡大

名古屋と東京を拠点に活動するAI開発会社のN2iが、革新的なIT技術と最前線のビジネス情報をお届けします。

 

技術顧問に松本哲氏が就任。N2iの開発体制が次のフェーズへ

2025年10月22日、株式会社N2i(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:篭橋裕紀)は、
技術顧問として松本哲氏が参画したことを発表しました。

松本氏は、クラウド請求管理システム「Misoca」の共同創業者として知られ、
弥生株式会社 技術フェロー、株式会社クラッソーネ 執行役員CTOなど、
複数企業で技術戦略・組織づくり・アジャイル開発推進を担ってきたエンジニアです。

今回の就任により、N2iは大型案件に対応できるアジャイル開発体制と技術レビュー基盤の強化を進め、
品質とスピードを両立する開発組織力を一段引き上げることを目指します。

経歴と専門領域──松本氏がもたらす実践知

松本氏は、スタートアップから大企業まで幅広い現場を経験し、
チームビルディング・UX設計・アジャイル開発・リーンスタートアップといった領域に精通しています。

特に、以下のような幅広いスキルセットを活かしたプロジェクトマネジメントと技術ガバナンスの構築を得意としています。

  • チームビルディング/UI・UXコンサル/デザインディレクション

  • プロセス設計/アジャイル開発・スクラム設計

  • プロジェクトマネジメント/要件定義〜詳細設計/テスト設計

  • フロントエンド・バックエンド開発、インフラ構築、アーキテクチャ設計

  • 運用設計・技術レビュー・品質管理

また、「Startup Weekend」公認ファシリテータとして起業プログラムにも携わり、
チームが自走できる環境設計に強みを持っています。

松本氏は今回の就任にあたり、次のようにコメントしています。

「このたび、技術顧問としてお手伝いさせていただくことになりました。
テクノロジーによって社会や組織のスループットを高めることに関心を持っています。
今回の取り組みを通じて、円滑かつ高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりのために、
エンジニアリング、プロダクト開発、チームづくりの各面から支援していければと思います。」

背景──生成AI・LINEミニアプリを軸に“事業づくりと実装”を一体化

N2iは、「誰もがチャレンジできる世界を創る」というミッションのもと、
新規事業開発支援・業務改善支援・受託開発を展開してきました。

特長は、「企画だけ」「開発だけ」にとどまらず、
事業構想と実装を一体で進めるスタイルにあります。

生成AI・LINEミニアプリ・アジャイル開発を組み合わせ、
PoC(実証実験)→MVP(最小実用製品)→本開発へと短いサイクルで進めることを強みとしています。

この一連の流れは、企業の「AIを導入する」フェーズではなく、
“AIで事業をつくる”フェーズへと踏み出す企業の伴走支援に直結しています。

篭橋代表コメント:「品質・再現性・チームの生産性を次の成長軸に」

代表取締役 篭橋裕紀は、今回の就任について次のように述べています。

「現在、N2iでは生成AIやLINEミニアプリを軸とした大型プロジェクトが複数同時に進行しています。
一方で、スピードだけではなく、品質・再現性・チームの生産性をどの水準で維持するかが、
次の成長フェーズの鍵になると感じています。
その中で、松本氏が持つアジャイル開発やチームビルディングの知見は、まさに“今のN2i”に必要なピースです。
開発体制の標準化とスケール化を進めながら、
どれだけ案件が増えても同じクオリティでアウトプットできる——
そんな“強い組織”を共に築いていきたいと考えています。」

篭橋代表の言葉からも分かるように、
N2iは単に「プロジェクトを請ける会社」ではなく、
企業がAIで新規事業を立ち上げる過程を共創するパートナーとしての立ち位置を明確にしています。

今後の展望──“強い組織”で、生成AI共創モデルを拡大

今回の顧問就任は、N2iの事業フェーズが次の段階へ進むことを象徴しています。
複数の大型案件が同時進行する中でも、品質とスピードを両立できるよう、
技術ガバナンス・開発プロセス・チーム設計の仕組み化が加速します。

松本氏の経験と、N2iがこれまで築いてきたプロトタイピング力が融合することで、
AI事業の標準化・量産化・再現性が期待されます。

また、愛知・名古屋という製造・商社・人材など現場産業が多い地域から、
“現場起点でAIを事業化する共創モデル”が広がることで、
地域発の生成AIエコシステムがさらに成熟していくと見込まれます。

最近の取り組みと今後の方向性

N2iは2025年に入り、パートナー企業や地域金融機関との連携も強化しています。

  • フォーグローブ社との戦略的パートナーシップ
     LINEミニアプリ×AIによる人材業界DXを推進し、HRテック領域の新サービス展開を発表

  • 名古屋銀行 第2回SDGs・寄贈型私募債の発行
     5,000万円の資金調達を実施し、地域金融との連携によるAI開発体制を強化

これらの動きからも、N2iが単なる技術会社ではなく、
地域産業とともに生成AIの社会実装を進める“共創企業”であることがうかがえます。

 

まとめ──“生成AIで事業をつくる”パートナーとして

今回の松本哲氏の技術顧問就任は、N2iが掲げる「生成AIで事業をつくる」というビジョンを、より確実に実現していくための基盤強化です。

名古屋から全国へ、AIを「導入する」から「事業を共につくる」へ。
N2iは、これからも企業とともに、新しいAI時代のビジネスを形にしていきます。

 

N2iでは、名古屋・愛知を拠点に、全国の企業様へPoC支援・AI事業開発支援を行っております。
まずはお気軽にご相談ください。

n2i.jp

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