これまでは、何の疑問もなく行っていた「人と人が会う」という行為。コロナ禍でどんどんと貴重なものになってきています。
顧客に会うことができないという点で、会社にとっては死活問題ですし、訪問される側にとっては効率よく新しい情報を入手したり、提案を受けたりする機会を失う訳ですが、最近は、新しい営業手法として日本でも「ウェビナー」という言葉を頻繁に聞くようになってきました。
「ウェビナー」とは?
ウェビナーは、「ウェブ」と「セミナー」を掛け合わせた言葉で、インターネット上で実施される動画を使ったセミナーを指します。質疑応答など、双方向でコミュニケーションを取ることも可能です。
米国では2000年代の始めから長く活用されていますが、日本ではなかなか普及しませんでした。(一説によると、会社でウェビナーを見ていると、周囲から仕事をサボっていると認定されるから、という話がまことしやかにありました)
約20年を経て、奇しくもコロナ禍で、感染症対策として日本でもようやくウェビナーの認知度が上がりました。
ウェビナーの一番のメリットは、主催者も参加者も、オンラインであればどこからでも開催・参加ができる点に尽きると思います。主催者はこれまで物理的にアプローチできなかった地域のターゲットにも接触できるようになり、ターゲットが大きく広がりますし、参加者は移動時間とコストがネックで参加できなかったイベントに気軽に参加できるようになります。
ウェビナーは、会えないことに対する単なる代替手段ではないのです。
例えば、カスタマーサポートやセールス業務についておられる方々向けに、どこでどのようなウェビナー情報を入手できるか調べてみました。
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コールセンター業界誌『月刊コールセンタージャパン』のウェブサイトで。
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ビジネス向けのイベント告知が多いPeatixで。
「カスタマーサポート」や「インサイドセールス」のキーワードで、オンラインイベントに絞って検索できます。
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カスタマーサポートをハックする人たちのグループ「CS HACK」で。
よかったらご活用くださいね。
ウェビナーを活用してコロナ禍でも学び続けましょう!