過去の事例や判断材料などの知識・知見を蓄積し、分析して最適化を行うことはやはり人工知能(AI)の得意分野ということで、大手飲料メーカーのサントリーが生産計画をAIで最適化すると発表しました。
生産計画を人工知能で最適化
これまでは天候や消費者の需要、納期や生産能力、生産・輸送コストなどの様々な状況・要因を加味した上で、各エリアの担当者たちが生産計画を立案していたそう。
在庫や売上げに直接関わってくる部分なので、正確・的確なものを組立てる必要がありますよね。
ただ、このような形式だと
- 担当者の経験に基づき計画を立案するために、高度な能力と膨大な時間が必要
- エリア単位での個別最適になっていて、会社全体のリソースを有効活用できているかどうか分からない
という二つの問題が発生するそうで、その二つを一気に解決するために、今回AIで最適化を試みる、という計画に至ったそうです。
サントリーにおける生産計画業務の課題と、AIシステム導入後のめざす姿(サントリー食品と日立が協創を通じて AIを活用した生産計画立案システムを開発 | ニュースリリース | サントリー食品インターナショナル)
毎週、約40時間かけて立案していた生産計画を約1時間で自動立案できるようになるとのこと。
週40時間といえば、丸々一人1週間分の仕事量です。
この取組みは、かなり画期的ではないでしょうか。
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