いよいよです!
9月28日の金曜日、愛知県名古屋市港区に新たに大型ショッピングパークららぽーと名古屋みなとアクルス」がオープンします!
お買い物が好きな方、流行に敏感な方なら、もうチェック済みの方も多いのではないでしょうか?
東海三県初!「ららぽーと」とは?
ららぽーとは、三井不動産商業マネジメント株式会社が運営する大型ショッピングセンターです。関東圏を中心に、静岡県の磐田で展開されていましたが、今回東海三県初の出店が実現しました。
週末にショッピングモールへのお出かけが恒例行事となっている方には朗報ですね。
商業施設で AI はどのように活躍しているのか?
と、前置きが長くなりましたが、今日は人工知能(AI)の観点から、ららぽーとのような商業施設やビルなどで、AI がどのように使用されているのかを調べてみたのでご紹介したいと思います。
プライムツリー赤池
愛知県日進市にある「プライムツリー赤池」は、2017年末にオープンしたセブン&アイ系の大型ショッピングモールです。AIを搭載した人型ロボットが、日・英・中・韓の4カ国語でお客様の問い合わせに対応してくれます。学習機能があり、経験を重ねることで複雑な質問にも答えられるそうですよ。
三井不動産
三井不動産では、ショッピングモールの清掃にロボットを使用しています。
今回、導入したのは1台で、ダイバーシティ東京プラザの3~5階(カーペット床)、合計約3000m2(平方メートル)を深夜に約4時間かけ清掃する。ほこりの集積度をレポートする機能によって汚れやすい場所の特定も可能だという。
今のところ、ダイバーシティ東京プラザでのみ導入されているようですが、
三井不動産では、ダイバーシティ東京プラザでの導入後、2018年度中にも「三井ショッピングパーク ららぽーと」など、他の商業施設への導入も検討している「大型のショッピングセンターを中心に、カーペット床のある十数施設には適用できるとみている」(三井不動産)。
とのことなので、ららぽーと名古屋みなとアクルス店に導入される日も近いかもしれません。お買い物に出かけた際に「ここも清掃ロボットが掃除したのかな?」と気になってしまいますね。
なお、森ビルではこのような取り組みが行われています。
ところで、筑波大学発のベンチャー企業であるCYBERDYNE(サイバーダイン)社といえば、ロボットスーツが有名ですが、 清掃ロボットも手がけているのですね。
https://www.cyberdyne.jp/wp_uploads/2018/02/20180220_Divercity_CL02.pdf
CL02 は建物内部の形状をスキャンし、清掃経路を記憶することで磁気テープやマーカー等の誘導線がなくても走行できるほか、 新たに清掃経路の自動パターン生成機能が加わりました。また、今回の新モデルでは、従来モデルと比較して走行スピードが速く、広いエリアを自律走行するとともに、3Dカメラを用いてロボットの進行方向の障害物を立体的に検出したり、清掃後に清掃エリアのゴミ分布マップを作成したりすることができるなど、より高度な機能を実現しました。
三井不動産と森ビル、いずれの事例にも共通している課題は「人手不足」のようです。
人工知能とロボットの組合せが人と上手く共存していけるといいですね。
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