昨年は、「AIチップ搭載機種!」とうたったスマートフォンやカメラを目にするようになりました。ところが、実際に使ってみたら「どこがAIなんだろう…」と思われるでしょう。
答えを簡単にいってしまえば、「バッテリー消費の軽減」が主に活躍しているところです。画像の処理をいままではCPUやGPUというもので処理していましたが、NPU(人工知能チップ)を搭載することにより、画像処理が格段に改善され、その結果バッテリーの節約につながるというものなんです。
なので、AIチップが搭載されているからといって、そのデバイス(機械)にあなたの生活がお見通しとか、そんなことを言っているわけではないようです。
かといって、全部が全部ではありません。スマートスピーカーのように、クラウドに接続できるデバイスなどはあなたのことを覚えて言ってくれるのです。
ようするに、ネットワークにつながっていないAIチップ達は、今のところCPUやGPUの代わりに、専門業である画像の処理を肩代わりして行っていて、バッテリー消費の軽減に役立っているということなんです。
しかしIoTが進めば、クラウドにつながることにより、個々の情報を記憶させていくことも可能です。高速に処理できるAIチップが搭載されてこそ、情報量の多い個々の情報を的確に処理し、今までよりも快適な動作をしていってくれることは間違いなさそうです。
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