今年の3月にリクルートから機械学習のAPIを提供するサービス「A3RT」をリリースしました。
これまでにリクルートがリリースしたサービスに使用してきた機械学習の機能をそのままAPIとして一般向けに提供されています。だいぶ前にはなりますが、実際にリクルート主催の勉強会に参加させていただいた時に、開発者の方から直接お話を聞く機会があり、その時に「もともと社内での開発用に使用してきたAPIを、もっと社外の方にも触っていただいて多くのアイデアを取り入れて開発を進めていきたい」とお話をされていました。
今回はこのA3RTの中から気になったAPIを実際に試してみたいと思います。
<Text Classification API>
これはCNNを利用して、文章の内容からトピックを推定することのできるAPIです。デフォルトでは求人系の文章をを学習データとし、その文章がどの職種の求人なのかを推定することができます。それでは次の文章を分類したいと思います。
「従来のWebアプリケーション、Webプロモーションに加え、AIサービスを付加価値として提供してまいります。」
これは弊社のウェブサイトの文章を引用してます。試すにはAPIキーを発行する必要がありますがメールアドレスを登録すれば簡単にできます。この文章を公式ページに載っているcurlコマンドで実行するとこうなります。
トップでは無いですが、Web系のエンジニアに関連したラベルが上位に来ています!
この他にも多くの種類のAPIが用意されており、そして今後も新たなAPIが追加される予定です。さらに、pythonとJavascriptからAPIを利用することのできるSDKもgithubで公開されています。全部無料で試すことができるので、気になった方はやってみてはいかがでしょうか?