N2i ジャーナル

名古屋と東京を拠点に活動するITベンチャー N2i がIT・ビジネス情報をお届けします

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定例PMミーティングを3カ月実施してみたら、いいこと尽くめだった

N2i にはPM(プロジェクトマネージャ)が6名在籍しています。

しかしながら、PM同士がチームとして連携して動く案件は少なく、かつテレワーク中の現在、横のつながりが希薄で孤独になりがちという問題を抱えていました。

この問題を解決するために、週に1度、PMが集まるオンラインミーティングを定期開催するという施策を実施してみました。

今回の記事では、定例PMミーティングの実施方法と感想をまとめてみます。

PMミーティングの実施方法

N2i のPMミーティングのやり方はとてもシンプルです。

「振り返り」により、ビジネスやプロジェクトの改善を加速させるフレームワークであるKPTを利用しています。

具体的には、以下を順番にGoogle Jamboardに挙げて課題や解決策を共有しています。

  1. Fact(先週の出来事を共有)を洗い出す
  2. Keep(よかったこと・継続したいこと)を挙げる
  3. Problem(問題点・課題・相談したいこと)を挙げる
  4. Try(改善策、対応策)を挙げる

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実施してみた感想

実施する前は、

多忙なPMが定期的に集まることができるのだろうか?

わざわざ時間を割いてミーティングをしても何か効果があるのだろうか?

という不安や疑念を抱いていたのですが、これらはすべて過剰な心配だったようです。

PMメンバーからは以下のような感想が集まりました。

担当外の案件情報を聞ける機会があるのはすごく良い。

案件進捗や課題の共有にとどまらず、チームとして各担当が受け持つ案件の目線で解決策などを話し合っている。

解決の糸口になったり、類似ケースの認知につながることもある。

定期的に他のPMと話す機会があるため、それまで感じていた孤独感が少し薄れた。

自分の担当するプロジェクトでのみ発生していると思っていた問題が、他のPMからも上がってくると、会社の課題として協力して取り組むことができるため、個人では進めづらい仕組みづくりのきっかけとなる。

これまで担当する案件以外は共有がなかったので、属人化していた部分を共有することができるようになった。会社としての課題も見える化されるようになってきている。
一番は、相談できる場所ができたのが大きい!個々が潜在的に持っているスキルを活用して相談にのってもらえるのはありがたく、こちらの心に余裕ができる。


まとめ

私は N2i に入社する以前は、PMやディレクターという立ち位置での悩みや不安、不満を共有する相手がおらず、ディレクターが集う社外勉強会に参加してこれらの問題を解決しようとしたり、友人に相談したりしていました。

しかしながら、社内でこれらの悩みを相談し、課題を共有できると、解決のスピードや社内全体に及ぼす影響の大きさに良い意味で驚かされました。

PMミーティングを活用しつつ、より良いプロジェクトを開発すべく努力し続けていきたいと思っています。

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