「AIスタートアップ」はもう完全に無くなった。「web3スタートアップ」も「メタバース系」も風前の灯だろう。インターネット企業、IT系などと誰も言わなくなったように。それらを言い続ける企業は早晩、せいぜい単なる小さなSIerで終わるだろう。真のスケーラブルな事業価値を作らない限りは。
— 蛯原 健🇸🇬ベンチャーキャピタル (@TakeshiEbihara) 2022年11月28日
N2iもAIスタートアップとしてスタートさせてもらい、PoCまでですが、多くの企業さんとAIの活用を模索しました。今や、AIは未来の象徴でなく、いろいろなところで活用されています。GAFAMや各社からの技術の普及で、独自色を出しづらく、淘汰されつつあります。
また、当時のスタートアップの象徴はメルカリで、エンジニアのポートフォリオはだいたいメルカリだったりしていました。5.6年も経つと、トレンドも変わり、プレイヤーはなんたらDXやWeb3.0、メタバース、NFTとうつってきています。同時期に起業したスタートアップからは最近SNSで、M&A・事業譲渡の報告をよくみるようになりました。
AI領域はスタート時のチャレンジで我々もその後、今までSaaSサービスでたくさん失敗してきました。
変にスケールしないで失敗したおかげで、その失敗経験を大切に、今、全くSaaSとは別のサービスを立ち上げています。
しかし、現在の事業基盤はHRtechの開発です。
30-40人、そこそこの零細企業が事業を多角化しています。
スタートアップする意思はあるのか?という質問がたまにあります。
答えとしては、「あります。」です。
失敗の経験から、まずアプリケーションで顧客を増やすことをやめることにしました。
ユニコーン企業12社中、アプリケーションを軸にしている企業が3社。
あまりにも、狭き門。
しかも、主要とする経営資源であるエンジニアは引く手数多。
そんな中で、PMFし、うまく事業の初速にのったからといって、競合相手に開発スピードを上げながら、新規顧客の獲得、チャーンレートと向き合う。そんなムリゲーに参加することをやめました。
アプリケーション以外の商売で顧客を増やしています。
今は、コスメと、動画プロモーションです。
D2Cブランドのオンライン体験機会をつくる「my GAKUYA」と、デジタルマーケティングの主軸である動画マーケティングを提供する「THE VIDEO」。
my GAKUYAは、D2Cブランドさん、THE VIDEOは、広告・PR軸で顧客を増やしています。
我々の強みとなるアプリケーション開発は、この既存商売に対するDX、イノベーションを起こすところにアプリケーションを開発し、インストールしていきます。
既存商売で我々のような開発チームを持っているところはそうそうない。HR領域といえども、国内最大級のサービスを開発しているので。
どちらの事業が大きく伸びるかはわかりませんが、初動は良い。
次のフェーズに移る事業に全ツッパし、大きくスケールするようにスタートアップします。
真のスケーラブルな事業価値を探しながら、次のユニコーンになろうと思います。
どちらの事業も、絶賛お客さんを募集しています。
紹介料を出せますので、お気軽にDMください!
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いろんな領域の開発をお任せしたい。
kago