この夏は、名古屋で40度を記録する日があるなど、猛暑日が続きました。一転この数日はクーラーいらずで過ごせる気候で体調を崩しそうな天候ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
猛暑が続く中、気をつけたいのが熱中症です。7月には1週間で1万人を超える人が熱中症で搬送されていたそうです。
これだけ暑いと水分や塩分の補給など、熱中症の予防が欠かせませんね。
そんな中、熱中症の新たな予防策としてAI を活用する方法が模索されています。
AI を用いた熱中症リスク予測の実証実験
ヤフーでは東京都と共同でAIを利用した熱中症を予防する実証実験を始めたそうです。
その予防策というのは、熱中症予測地図を作成するというもの。
(出典: https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2018/08/01a/)
スマホの位置情報から取得した混雑状況のデータと、環境省が保有する暑さに関するデータを組み合わせ、そのデータを機械学習を用いて解析し、熱中症の予測地図を作成するというものです。
125メートル四方のエリアごとに予測地図を作成し、熱中症がおこりやすいイベント会場やその周辺地域など、ピンポイントで予測できるようになることを目指しているそうです。
熱中症が発生しやすいエリアが事前に分かれば、未然に防ぐこともできそうですね。今後のAI技術を利用した、熱中症対策に期待したいです。
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