エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社は、ライヴやイベントの来場者の表情からAIを使って感情や盛り上がり具合を認識して数値化させることで、照明の色や明るさを変える技術を公開しています。
本システムは、AIで会場内に設置したカメラで来場者の顔を検知し、ライヴの盛り上がりや演奏されている楽曲と、「怒り」、「軽蔑」、「嫌悪感」、「恐怖」、「喜び」、「中立」、「悲しみ」、「驚き」の感情との関連性を分析、数値化するものです。
照明の色によって認識の制度が下がるといった課題に対しては、あらかじめ学習させるデーターをモノクロにして学習させることで解決することができたそうです。
同社は画像処理用のPCを使い、事前に顔画像をモノクロにして認識精度を高めることで対応した。
新たな技術を導入することで、ライヴに参加する楽しみがさらに増えました。
今後は、学習に対するモチベーションなどを表情から検出し、教育の発展にもつなげるそうです。