7月27日〜30日に、名古屋でロボカップが開催されました。各国から様々な競技の参加者がポートメッセなごやに集まり、大変賑いました。今回はほんの一部ですが、ロボカップの様子をお伝えしたいと思います。
ジュニアリーグ(サッカー)
1チーム2台のロボットで行うサッカー対決です。オレンジ色のボールを使用するリーグと赤外線を発光するボールを使用したリーグの2種類があります。11歳〜19歳の子供達が作ったロボットはどれも工夫を凝らされており、白熱の試合となりました。
標準プラットフォームリーグ
こちらはソフトバンクロボティクスが発表しているヒューマノイドロボット「NAO」のみが使用できるリーグです。こちらのロボットはサッカー競技に向いておらず、突然転倒したりボールのない方向に歩いて行ってしまったり、いろいろな楽しみ方が出来る試合でした。
そして、ロボカップと同時開催で「ロボット技術・産業フェア」も開催されていたのでその中から気になったロボットをご紹介します。
まずは三菱のブースです。このブースでは様々な縁日をロボットが行なっていました。その中の綿菓子コーナーは手先の制御をうまく行なっており、人が作るよりも綺麗な形の綿菓子 を作っていました。
続いては地元デンソーの将棋ロボットです。こちらのロボットはハンドが2つあり、右側、左側のどちらの将棋の駒を動かすかで使い分けています。土台も動くのでより細かく、正確な作業を実現していました。
今回はロボットの話メインであまりAIの話ではありませんでしたが、ロボットとAIを組み合わせることでさらに人間より優れた才能をもったロボットが作られていくことになるのでこうしたロボットの開発が今後どのように進歩していくのかも注目していきたいものです。