「AI・人工知能EXPO」行ってきました。
6月28日の初日に行ったのですが、ものすごい人でした。。
午前中は、なんとか歩けるくらい空いていましたが、午後はもう身動きとれないくらい人がいました。説明を聞くのにも順番待ちで、どのブースもスタッフさんが足りてません。名刺交換もやっとの思いでできるほど。出入口付近は身動きすら取れず。
それだけAI・人工知能は注目を浴びているということなんでしょう。そのほかの展示ではVR・ARも人が多くてこちらも身動きとれませんでした。
気になったブースを2つほど。
「Kibiro」さんです。
Kibiro | 株式会社FRONTEOコミュニケーションズ
毎日の会話や役立ち情報を教えてくれるだけでなく、コトバを覚えさせて自分だけのKibiroになっていくという。
他社にも受付ロボットなどを展示していたり、アニメーションで会話させるものは多数ありました。
やはり、チャットボットというだけでなく、実体(ロボット)があるとなお親近感がわくな~とつくづく思いました。
こちらのブースには「Kibit」というデータベースも展示してありまして、「Kibit」はレコメンドなどの解析をすることができます。1つ1つの内容に対してどんな内容が書いてあるのか読むのは大変なので、1つの尺度を与えてその尺度にどれだけ沿った内容が書かれているかを点数で表示してくれます。
高い得点ほど、解析者のほしい情報が書かれている内容ということですね。
こういうわかりやすい機能は欲しいですね!
個人的にすごいなーと思ったのは、「見える化エンジン」。
こちらは紹介したいと思ったので、パネルの撮影の許可をいただきました。
文章を入れると独自のエンジンで解析し、文章に含まれている文字の1字1句を正確に分類しチャート化してくれるものです。
どんな文章構成かすぐにわかりますし、レコメンドの内容も何が書かれているのか一目でわかります。
素晴らしい。こんなエンジン欲しかった!というまさに賜物です。
総評です。
人工知能といわれているもので、開発の主軸は「チャットボット」でした。
ディープラーニングや画像解析、映像解析は主に工場向けの商品が多かったです。
人と人とのコミュニケーションにおいて、チャット、会話という点にどの企業も着目し文字での会話からいかに脱していくかが注目されています。
アニメーションやロボットを使うことにより、より人間らしく、AIやエンジンを使ってより正確に応答できるよう努力されています。
単にコミュニケーションをとるというだけでなく、次のステップの「何をさせるか」ここが「売り」のポイントとなってきています。受付なのか、解析なのか、視覚化なのか、そこが各社オリジナリティが求められる部分でした。
来年は「AI・人工知能」は今年の3倍のスペースになるそうです。4月開催、今から楽しみです!!