こんにちは。デザイナーです。
少し日が経ってしまい、若干おっくうにもなってきましたが、大見得を切ってしまったので、更新せねば。ということで、今回からは本格的に勉強をしていきます。
まずは前回触れた、人工知能とは何か、についてドンドンと掘り下げて行きましょう。
1. 人工知能ってなーに?
前回は一般的な人工知能の定義について触れましたが、実際にはどういったものが人工知能とされているんでしょうか。
- IBM Watson(クイズに強かったり書類選考したりする人工知能)
- AlphaGo(囲碁を打つ人工知能)
- Ponanza(将棋を指す人工知能)
- Echo(米Amazonの人工知能スピーカー)
- りんな(マイクロソフト出身の女子高生AI), etc.
と有名なものをいくつかあげてみました。これらは結構人工知能として取り上げられることも多いのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
そのほかにも、家電量販店に行くと人工知能搭載型の冷蔵庫や炊飯器なども並んでいたりしますよね。しかし、これらもWatsonやりんななどと同じ人工知能なんだろうかと少し疑問に思ったりもします。
うーん、人工知能を謳うものが多すぎてわからない。それっぽいものが十把一絡げに人工知能として扱われている気がする。。。
何が人工知能で、何が人工知能じゃないのか。わからない。
・・・・ !!!
2. えっ、人工知能ってまだ出来ていないの!?
世の中に「人工知能を搭載した商品」や「人工知能を使ったシステム」は増えているので、人工知能ができていないなどと言うと、びっくりするかもしれない。しかし、本当の意味での人工知能 ー つまり「人間のようの考えるコンピュータ」はできていないのだ。
「人工知能は人間を超えるか」 著 松尾 豊 より抜粋
名著「人工知能は人間を超えるか」ではこのように書かれています。
本来の人工知能は「人間のように考えることができるコンピュータ」と言う定義であるらしく、単一の、人間の知的な活動をなぞるようなものではないそうです。
しかしながら、続けて
嘘というのは少し言い過ぎかもしれない。人間の知的な活動の一面をまねしている技術は「人工知能」と呼ばれるからだ。
「人工知能は人間を超えるか」 著 松尾 豊 より抜粋
とありますので、人工知能にも狭義、広義があり、研究家の間では前者の方を、そして我々一般市民では後者の方を人工知能の定義として用いてるようですね。
つまるところ、「何か考えがあり、それに基づいて行動をしている(ように見える)機械」のことを人工知能として考えればいいということでしょう!おそらく。
次回は人工知能の種類について。掘り下げていきます。
なんでもレベル分けがあるらしいとか?
人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書) | 松尾 豊 | 工学 | Kindleストア | Amazon
名著です。
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