機械に社内の情報、例えば、伝票や営業進捗、勤怠、商品情報などを入力し、事業活動を可視化、効率化を図るということは現在でも多く行われていると思います。しかし、大手をのぞいた中小企業では、現状、紙ベースで業務処理をしていることが多く、また、それを電子化することが意外に難しい。
例えば、申し込みをwebフォームにして、社内の作業を効率化したい。というニーズはサイト制作でよく出て来ます。システム的にはそんなに難しい話ではないのですが、現場のオペレーションが組み合わさると、一気に難易度があがります。
社内システムを変えるなんていうと、関わる人が増えて、さらに難易度があがります。特に、いつもの作業が変わるということへの人的な拒絶なんかが入ってくると下手したら導入失敗なんてことも。
人工知能はビックデータを有する技術です。
たくさんの情報の中から、解析を行い、有効なデータを抽出もしくは、有効な答えを導いていくようなものです。
社内システムでいえば、人工知能に関しても同様に、
電子化、そしてIT化が必要になります。
もし紙ベースでのデータ保管の場合は、
紙データ→電子化→IT化→AI化
というハードルが3つ存在します。
紙オンリーの場合、非常に困難な道です。
実際に取引させていただいてはないですが、一気にAI化は、ほぼ無理でしょう。
では、どうするか。まずは、社内のデータを電子化、もしくはIT化することをご提案させていただいています。それだけでも、大きく業務は改善します。
最近、SNSで投稿したものの自分の関連ワードを大小でみせるようなデータ解析サービスの拡散がよく見かけます。
こういった可視化をビジネスに取り入れる、BI(ビジネスインテリジェンス)という領域が伸びてきます。
有名なところで、タブローというツールは、経営数字をグラフなどで可視化させ、今までは、数字の羅列でわからなかった気づきに基づき、意思決定を行えるツールです。時系列から未来予想も行えます。
中小企業でも社内システムをIT化を成功させ、可視化できるようなデジタル使いが競争に勝てると考えています。
Kago