身の丈にあったことをしなさい
親族の言葉は一番響くもので、浮き足立った構想をぴしゃりと一喝いただいたりしながら、ある程度時間があったので、事業計画を10年分考えました。
妄想好きとしては、楽しい作業で、あれやこれや考えると経営周りの勉強になりました。
我々は、自社開発のAIプロダクトとwebプロモーションの受託で事業を展開していきます。どのIT会社も開発の投資と受託でのリソースバランスは大変大きな課題であると思います。特に、風が吹けばとんでいってしまうようなスタートアップの我々には潤沢な資金やリソースがないため、より効率的なバランスで事業展開しないといけないと考えます。
そんなことで今年のGWはまだできぬ自社サイトをせこせこ作っています。
攻めの姿勢も大切ですが、「より長く継続的に事業を続けられること」が重要で特に、キャッシュフローに関しては、結構勉強しました。
うまくいくかどうかは別として計画してみての所感です。
1.今日やることがわかった
当たり前といえば当たり前ですが、10年後、5年後、3年後こうなっているための今やるべきインプット・アウトプットが明確になりました。日々継続することを意識できるように。
2.方向性を社内外に共有できるようになりました
「とりあえず、なんでもやります!」は、何もできないと思っています。
社内にはどういう組織になっていくのか、自分の役割存在意義の明確化。
社外ではどういう領域が得意なのか、何屋さんか伝えられるようになりました。
3.たぶんくるであろう危機への心構え
予想もしないトラブルは必ずどこかであると思います。常に備えないといけないということが前よりも理解できるようになりました。腹に落ちる的な。
だたそれがきたら、心構えだけではどうしようもないと思いますが。。。
4.立ち位置・戦い方を考えられた
営業戦略的なところで、弱者の戦略を自分たちの環境に当てはめて、強者にどう勝っていくのか、具体性が出てきたと思います。
まだまだだとは思いますが、できる限り戦わずして勝ちたいです。
予定どおりいかないと思いますが、腹落ち的にはよかったと思います。
▼参考になった本です。
起業のファイナンス
まさにタイトル通り。わかりやすく、今のタイミングで知れて良かった情報でした。
起業のファイナンス 増補改訂版 ベンチャーにとって一番大切なこと
- 作者: 磯崎哲也
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2015/01/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
小さな会社★儲けのルール
主にランチェスター戦略の話。新版で直近の具体例が多い。