
新規事業の検討を担当している方から、次のような相談を受けることが増えています。
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新規事業のアイデアがなかなか出ない
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社内の議論が抽象的で進まない
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市場調査やアイデア検討に時間がかかる
新規事業は企業の成長にとって重要ですが、ゼロからアイデアを生み出すことは簡単ではありません。
近年はこうした課題に対して、生成AIを活用した新規事業アイデアの検討が注目されています。
適切なプロンプトを使うことで、AIに新しいビジネスの方向性を提案させることが可能になります。
本記事では、新規事業のアイデアを整理するための実務プロンプトを紹介します。
今回紹介するプロンプト
まずは実際のプロンプトを紹介します。
ChatGPTなどの生成AIに入力すると、新規事業のアイデアを構造化して提案してくれます。
あなたは新規事業コンサルタントです。
# 背景
企業の事業拡大のため、新規事業を検討しています。
既存事業の強みを活かしながら、新しい市場機会を見つけたいと考えています。
# 指示
以下の条件をもとに、新規事業のアイデアを提案してください。
業界:
会社規模:
既存事業:
強み:
# 出力条件
・実現可能性を重視する
・具体的なビジネスモデルを提示する
# 出力内容
以下の形式で整理してください
・事業アイデア
・ターゲット顧客
・提供価値
・収益モデル
・想定市場
このプロンプトでできること
このプロンプトを使うと、AIが新規事業の検討をサポートしてくれます。
例えば、次のような内容を短時間で整理することができます。
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新しいビジネスモデルのアイデア
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想定ターゲット顧客
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提供価値
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収益モデル
新規事業の検討では、まず**多くのアイデアを出すこと(発散)**が重要です。
生成AIを活用することで、短時間で複数のアイデアを検討することができます。
使い方
このプロンプトの使い方はシンプルです。
①生成AIツールを開く
ChatGPTなどの生成AIツールを開きます。
②プロンプトをコピーする
紹介したプロンプトをそのままコピーします。
③企業情報を入力する
自社の情報を入力します。
例
会社規模:従業員200名
既存事業:精密部品製造
強み:品質管理と技術力
するとAIが、新規事業の方向性を提案してくれます。
活用メリット
このプロンプトを活用すると、次のようなメリットがあります。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| アイデア創出の高速化 | 短時間で複数の事業案を生成 |
| 議論の材料が作れる | 社内ディスカッションが進みやすい |
| 視点の拡張 | 社内では出にくい発想が得られる |
新規事業検討では「最初のアイデア」を作ることが難しいケースも多いですが、生成AIを使うことで議論のスタート地点を作ることができます。
新規事業検討で重要なポイント
ただし、AIのアイデアをそのまま採用するのではなく、次のような観点での検討が重要です。
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自社の強みとの整合性
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市場規模
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実行可能性
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競争優位性
生成AIは、新規事業のアイデアを発想するツールとして活用するのが効果的です。
まとめ
生成AIは、新規事業のアイデア創出を効率化する強力なツールです。
今回紹介したプロンプトを使えば、
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新規事業の方向性
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ターゲット顧客
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収益モデル
などを短時間で整理することができます。
まずはアイデア出しのフェーズで活用し、社内議論の材料として使ってみてください。
生成AIやAIエージェントの活用をご検討の企業様へ
生成AIは、プロンプトを工夫するだけでも業務の効率化に役立ちます。
一方で、実際に企業の業務へ活用するためには、
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業務整理
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AI活用テーマの選定
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PoC(実証実験)
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システム連携
などのステップが必要になるケースも多くあります。
N2iでは、企業の生成AI活用やAIエージェント導入について、PoC(実証実験)から開発まで一貫して支援しています。
例えば、次のようなご相談をいただくことが増えています。
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自社の業務でAIが使えるか知りたい
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AIエージェントを業務に導入したい
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生成AIを使ったDXを進めたい
といった場合は、まずはお気軽にご相談ください。
企業ごとの業務内容や課題に合わせて、最適なAI活用の進め方をご提案いたします。