NAGOYA AI Blog

人工知能(AI)関連の気になるあれこれをN2iがお届けします

AIでインフルエンザの流行を抑えることができるか?

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今年もインフルエンザが猛威を振るっています。

N2iでは毎年、アルバイトさんも含めたメンバー全員を対象に、インフルエンザワクチンの予防接種を受けてもらっています。

が、今年はワクチンの予想が外れたのか、インフルエンザにかかってしまったメンバーが数名…

 

bunshun.jp

こちらの記事によると、予防接種をしてもインフルエンザにかかる時はかかるし、インフルエンザ対策として紹介されているマスクも手洗いも万全ではないようです。

 

万策つきた感じもしますが、これだけテクノロジーが進歩する中、インフルエンザに有効な策が何かあるはず!とあれこれ探してみると…

大阪大学産業科学研究所 vs. インフルエンザ

resou.osaka-u.ac.jp

人工知能(AI)技術を使って、インフルエンザウイルスの型判定が感染初期に可能になる研究が行われていたのを見つけました。

この大阪大学の研究では、1個の粒子を検出できるナノポアセンサとAI技術を組み合わせることで、新規ウイルス型判定法を創出し、また、シグナル解析にAI技術を応用し、人間の目では識別できないわずかな電流波形の差異を判別できるようになったことで、高精度なインフルエンザウイルス型判定が可能になりました。

結果として、迅速・簡便かつ検査者の能力に依存しないウイルス検査キットへの応用が期待されるとのこと。

医療機器ベンチャーのアイリス vs. インフルエンザ 

www.itmedia.co.jp

こちらの記事でも、インフルエンザの初期診断の難しさについて説明されています。その精度は60%。

仮に「陰性だ」といわれても、インフルエンザだったという確率が4割もあるわけだ。

「インフルエンザ疑惑」の方は周囲に結構いそうです…。

 

そこで、医療機器ベンチャーのアイリスでは、インフルエンザ濾胞というものをディープラーニングで識別する取組みを進めています。

 

インフルエンザだと思って病院にいったのに、早すぎてウイルスが出なかった、といった話を耳にしたことがありますが、いずれの取組みもそうした事態を防ぐことができるようになるわけですね。

 

このような取組みで、検査者の能力に依存することなく、インフルエンザかどうかの判定を感染初期に行うことができれば、毎年の流行を最小限に抑えられる流れができてくるかもしれません。

 

なおインフルエンザにかかったら、学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」がインフルエンザによる出席停止期間とされています。この間はゆっくり休んでくださいね。

インフルエンザQ&A|厚生労働省

おまけ。インフルエンザワクチンの予防接種について 

余談ですが、インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があるそうです。

先日もツイッターを眺めていたら、「インフルエンザ脳症」についてご家族の貴重な体験を共有してくださっている方がいました。

 

togetter.com

 

実は恐いインフルエンザ。ワクチン摂取は、重症化を防ぐことを目的にするのがよいかもしれません。

 

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