イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(The University of Illinois at Urbana–Champaign)の研究者グループが、視認性の悪い暗い画像を鮮明に明るく加工することができる機械学習技術を開発、「Learning to See Dark」という論文を発表しました。
暗いところで写真を撮影する際はレンズの絞りを開けたり、カメラのシャッターを開く時間を長くしたり、フィルムやセンサーのISO感度を上げたりすることが必要になります。しかし、シャッタースピードを長くするとカメラぶれが写真に反映されてしまったり、センサーの感度を上げると写真の色合いが大きく変わったりするため、低照度での撮影は難しいものがあります。
上で述べられている難しさについては、こちらのキヤノンさんの解説が分かりやすいと思います。
近い将来は、暗い場所での難しい撮影も、この技術を使えば簡単に解決できるようになりそうですね!
http://web.engr.illinois.edu/~cchen156/SID.html
こちらの技術はGitHubで公開されています。
GitHub - cchen156/Learning-to-See-in-the-Dark
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