ロボット映画や血生臭い戦争映画を好んで見たり、ミリタリー好きで戦闘機も大好き、自衛隊の戦車見学に一人で出かける私ですが、先日ゾッとするような記事を見つけました。
ロボット兵器で人類滅亡か。グーグル、アップルも恐れるAI兵器が現実に | 日刊SPA!
ロボット兵器はすでに人類を滅ぼしかねない脅威であり、いつか高度に進化したAIが自我を持って、ロボット兵器を操って人類に戦争をしかけてくる、という映画みたいなこともありうる、という内容です。日本人にとっても、ロボット兵器の問題は他人ごとではない、とあります。
「戦争は起こしてはならない、二度と起きてはいけないもの」と学校教育を受けて育ってきたので、戦争に対して現実味はない世代の私でも、本当に恐ろしく感じました。
人の手を煩わせているあらゆる分野のものがAIのおかげで画期的に便利になる世の中になってきましたが、間違ってもAIが自我を持って人類に戦争を仕掛けてくるなんて事がない未来を心から願います。
それにしても恐ろしい・・・
これからロボット映画を楽しめるか自信がなくなる記事でした。
方や、先日米カリフォルニア州で開催されたGoogleの開発者向けイベント「Google I/O 2018」では、人工知能や機械学習を利用した素晴らしい取り組みの数々が発表されました。
その一つが、初日の基調講演で紹介された、Tania Finlaysonさんのプロジェクトです。Taniaさん自身は言葉を発することができませんが、頭を動かしてモールス信号を入力することで、周囲の方とコミュニケーションをとっています。
現在は、モールス信号をGoogleのキーボードアプリである「Gboard」に取り込み、ユーザーが自身のニーズに合わせてキーボードをカスタマイズできるようにするための実験に取り組んでいるそうです。これにより、GboardのAIによる「予測」や「提案」へのアクセスが可能になるほか、AIを搭載する他の製品(例えばGoogle Assistant)へのアクセスも可能になるそうです。
英語が少し不案内なので、正確なところはこちらをご参照ください。
Hello Morse | Experiments with Google
Googleといえば、"Don't be evil" や "Do the right thing"という行動規範が有名ですが、Google I/O 2018のスローガンは”Make good things together"でした。
テクノロジーは得てして悪用されがちですが、N2i でも Do the right thing を念頭に、開発を進めて行ければと考えています。
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