このブログを読んでくださっているみなさんの大半は日本にお住まいかと思うのですが、お暮らしの市区町村のルール(?)や細かい取り決めはご存知でしょうか?
私自身、正直そんなには把握しておらず、ダンボールをまとめて処分したい時や各種証明書を発行したい時には、とりあえずGoogleで検索してみて、出てきた市区町村のサイトで情報を得るような感じになっています。
これがまた地味に面倒なんですよね〜。目当ての情報を検索で引き当てることができなければ、ページ数の多い行政のサイトを色々と潜っていかないといけないですし。
と、そんな風に意外と起こりがちな面倒を解消してくれる社会実験が兵庫県の尼崎市と丹波市で始まりました!
いつでもどこでも市民の疑問・質問に応えてくれるチャットボットをLINE上で!尼崎市と丹波市で社会実験へ
LINEと国立情報学研究所、京都大学大学院情報学研究科が共同開発したこのシステムを実験的に導入するのは兵庫県の尼崎市と丹波市の2市で、LINEのチャットボットに質問を投げかけると、約2,000通りのシナリオの中からその質問に合致する答えを探し出して、答えてくれるそうです。
なぜ尼崎市と丹波市でこの試みが行われることになったかというと、兵庫県の各自治体の中で、市が運営しているLINEアカウントの友達登録数が多かったのがこの2市だったからとのこと。
Web上で各自治体のサイトにチャットボットを埋め込む形にするよりも、いちプラットフォームとして確立しているLINE上で行う方が利用しやすく、純粋にこのチャットボットの有用性を測ることができていいですね。
今まで友達登録をしていなくて、行政が何らかのお知らせを飛ばしたくても飛ばすことができなかった層の人たちが、このチャットボットを目当てに新たにLINEに登録をする、みたいなこともありそうでいい!
この社会実験がうまくいけば、システムを全県に展開することも考えているとのことですので、ぜひとも成功してほしいものです。目指せ、職員の業務削減と我々の市民の簡便性!
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