Time誌の発表した「史上最も影響力のあったガジェット・ランキング」
1位 Apple iPhone、全人類がコンピュータを持ち歩く時代を開拓。
2位 Sony トリニトロンテレビ、全家庭にテレビのある時代を牽引。
3位 Apple Macintosh、個人がコンピュータを持つ時代を提示。
4位 Sony Walkman、すべての場所を音楽生活の場に変えた。
iPhone が世界を変えたのは言うまでもないが、音楽を持ち歩くという発想もそこにはあった。iTunesで曲をオンライン上で購入できるようにすることで、曲がクラウド上で管理できるようになる。こうすることで、自分が購入した曲が自分のApple IDアカウントと結びついていれば、自分のデバイスで曲が聴けるようになる。これはとても革命的だった。
しかし、音楽を牽引していったのは定額制のサービスになった。毎月いくらかのお金を払うことで、様々なジャンルの曲を聴けるようになったこと。これは、個人の趣味志向の壁を取り払い、他のジャンルに目を向けるきっかけになるため、音楽の分野が発展するよい例だと思う。どうしても購入型だと、自分の好き嫌いが出るため、曲のジャンルが偏りがちだ。
SNSの世界も同様のことが起きている。結局は、「好き」と「嫌い」にわかれることになる。「いいね!」なのか良くないのかがはっきりわかるほうが簡単なのだ。SNSもすでに始まっているかもしれないが、音楽のようにジャンル分けされていくと感じる。
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