N2i ジャーナル

名古屋と東京を拠点に活動するITベンチャー N2i がIT・ビジネス情報をお届けします

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情報収集と思考の軸で市場は広がる

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はじめまして。所です!
岐阜県出身の33歳。もうすぐ3児の父になります。(2021年2月に3人目誕生の予定!)
N2iにセールスチームの一員としてジョインすることとなりました。
よろしくお願いします!

 

今回の記事では、私の自己紹介も兼ねて、営業として二度の転職経験から学んだことをお話したいと思います。
みなさんのキャリア選択のご参考になれば幸いです。

二度の転職

簡単に私の経歴をまとめますと…

まずは新卒で、地元アパレルメーカーの営業としてキャリアをスタートしました。
営業といっても業務は幅広く、子供服の企画から生産、大手チェーンストアへの納品、品質までを一貫して管理するPM(プロダクトマネージャー)の役割も担いました。

2社目は児童福祉の領域でBtoBのSaaS(Software as a Service)を展開する企業に転職し、福祉施設が抱える経営上の課題を解決するためのソリューション営業を担当しました。
上記を経て、この12月にN2iに参加することになりました。

取り扱う商材や業界は変わりつつも、営業を軸にキャリアチェンジをしてきました。

そんな私がどのような背景で、これまでのキャリアを辿ってきたのかをお話します。

転職に対するイメージの変化

話は少しそれますが、皆さんは転職に対してはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
実は、私、20代の頃は転職をすることに対してあまり良いイメージを持っていませんでした。

当時は仕事の内容や肩書きに不満があったわけでもなく、それなりに楽しく働いており、この会社に定年までいるんだろうなと漠然と思っていました。

そんな私が最初の転職を決意した背景には家族の存在がありました。

  • アパレルメーカーの営業は出張が多く、月の半分以上は家にいない
  • 2人の子供を育てることの負担が妻へ集中
  • ワンオペ育児に陥っていた家庭環境に危機感を抱き、他の道を意識するように

先にもお話した通り、仕事自体は楽しく、会社や同僚に対する愛着もあったので、環境を変えたくない気持ちはありつつも転職を決意しました。

転職に対して積極的とはいえない心理状態の中、必要に迫られる形で始めた転職活動ですが、情報収集や思考の分析を繰り返していくと、転職に対するイメージが次第に変わっていきました。

キャリア選択の元になった思考の軸

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まず自分が転職活動をするにあたり、キャリア選択の基準となる3つの軸を定めました。

  • 待遇面での優先順位は下げること
  • これまでの経験を活かせる仕事を選ぶこと
  • 努力が必要な役割を求めること

ざっくり言うと、待遇よりも「仕事内容や自分が成長できる環境を求める」ことに軸をおこうと決めました。
その上で(2)と(3)について掘り下げていくことで転職先を絞り込んでいきました。

それまでの自身の経験を「領域✕職種✕商材✕スタイル」といった項目で因数分解していくと、「アパレル業界✕営業✕有形商品✕ルートセールス」のような形で捉えることができます。
その中で軸を決めて、他の項目を少しずらしていくことで(2)と(3)を実現したいと思いました。

例えば、
いきなり「食品業界の総務でHR」といった選択をすると、(2)は実現できないし、「アパレル営業の別会社で同じような仕事」だと(3)が弱くなってしまいます。

私の場合は「営業」を軸に他の項目は思い切って変えてしまおう!と転職活動に臨み、その結果「福祉業界✕営業✕無形商材(SaaS)✕新規営業」を選択することになりました。

思考の軸を決めて得たもの

このように軸を定めて転職をしてみると、情報収集の過程で大きく視野が広がり引き出しも増え、今後のキャリアの選択肢も増やすことができました。

さらに、転職で得られる3つのメリットに気づくことができました。

  1. 視野が広がる
  2. 自分の市場価値を自覚できる
  3. その後のキャリアの選択肢が増える

これは実際に2度目の転職を経験した今も実感しています。

加えて、他業種・業界の情報収集を行い思考の軸を決めることで、市場が広がるのは転職だけではなく、ビジネスでも同じであることに気づきました。

人によって重視する価値観は様々かと思いますが、1つの事例として参考になれば嬉しいです。

まとめ

今回は、初めましてのご挨拶がわりに、私の転職経験とそこから得た気づきをご紹介しました。自分の考えや決断を改めて言語化するのは難しいですね(笑)

これからも「営業」や「パパ業」といったキーワードで、自身の経験を交えて発信をしていけたらと思っています。

それではまた!

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