2023/04 時点での ChatGPT の情報です
こんにちは、開発チームでエンジニアをしている和田です。
皆さん、ChatGPT使っていますか?
最近話題になっていることもあり、知人・友人から使い方について聞かれることも多く、だんだん浸透してきた印象の ChatGPT...
今回は、
「ChatGPT 使ってみたいけど何が良いの??」
「ChatGPT って使うと個人情報とか漏れるって聞くけど...🤔」
こんな方のために、ChatGPTの簡単な使い方と使用時の注意点についてまとめさせていただきました。
この記事を読めば、安心して適切な ChatGPT の使い方を学べます👍
詳しい ChatGPT のアプリケーションの使い方は下記の記事で解説しております。
ChatGPT を積極的に活用しよう!確実に作業が効率化されます。
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筆者は毎日 ChatGPT を使っているわけですが、職種問わず万人におすすめしたいと思っています。
なぜなら圧倒的に業務が効率化されたことを身にしみて実感しているからですね👍
とはいえ、使ったことのない人からしたら何からはじめていいのかわからないかもしれません。
そんな方はまずは簡単に検索のために使ってみるのが良いでしょう。
ChatGPT で検索してみよう!
検索という動作の中で、ChatGPT の凄さを理解するためにまずは簡単に検索をしてみます。
「ChatGPTとはなんですか?」と聞いてみたところ、簡単に概要を説明してくれました。
普通にブラウザで検索することと何が違うのか?
ChatGPT が効率的な検索を実現していることを実感するために、普通の検索について振り返ってみます。
普通の検索の場合
- 検索キーワードを入力する
- 検索結果が表示される
- 検索結果から選ぶ
- 正しい内容か確認する
このような感じですよね。
一方、ChatGPT の場合だと...
ChatGPT を使った場合
- 質問を入力する
- 結果が表示される
- 正しい内容か確認する
ワンステップ減りました!
「チョット作業量減っただけじゃん...😑」と思ったそこのあなた。違うんです。
普通の検索だと、検索結果が期待通りじゃなかったら検索のし直しが必要になります。
検索作業で最も時間がかかるところって、検索の繰り返し作業なんですよね。それが ChatGPT ではやる必要がなくなるというわけです!
ChatGPT の質問は信頼できるのか?
ところで、「ChatGPTは平気でウソをつく」ということはよく言われることですが、実際どうなんでしょうか?
ChatGPT の解答の信頼度について考える前に、ChatGPT は2021年9月までのWeb上の情報を学習している (2023/04時点)ということを理解しておかなければなりません。
要するに
- 2021年10月以降の情報は信用できない
- 2021年9月以前の情報でもWeb上に情報が少ないと信用できない
ということになります。
このあたりを見極めて、「正しい内容か確認する」という作業は通常の検索エンジンを使う場合と同様に大切になわけです。
また、「質問の仕方」も適切な質問をしてあげないと期待通りの答えが返ってこないことがあります。
では、質問のコツについて見ていきましょう。
適切な質問の仕方を学んで、ChatGPT とうまく対話しよう
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ChatGPT が 対話型AIと言われるように、ChatGPT は対話によって機能するAIです。
したがって、人と対話するときと同様に親切な質問をしてあげないと期待する質問が返って来ない場合があります。
ChatGPT への良い質問・悪い質問
良い質問について考える前に、悪い質問をまずは見てみましょう。
ここでは「仕事への意気込み」をテーマに ChatGPT にツイートを考えてもらいます。
はい。ChatGPT に「申し訳ありませんが...」と言われましたね。
見ていただいてわかるように、あまりにぶっきらぼうな質問の仕方ではいくら ChatGPT でも解答に困るようです。 運良く補足してくれた内容の中でツイートを生成してくれましたが、一発で意図したツイートを生成してくれるには次のような質問をすると良いです。
あくまで一例ですが、箇条書で条件を指定するというやり方はかなり有効です。
わかっている情報や指示したい内容をできるだけ細かく簡潔に伝えてあげると、期待通りの解答が返ってきやすくなります。
親切な質問で対話して上げると ChatGPT もキチンと答えてくれるわけですね👍
ChatGPT に個人情報を入れるとまずい?危険です。
こと細かく情報を与えて上げると、良質な解答がされる ChatGPT ですが、詳細な情報の中にも入力しては行けないものがあります。
それは個人情報です。
なぜ、個人情報を質問に含めてはいけないのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
【危険】ChatGPT に入れてはいけない情報とは?
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先程も述べたように、ChatGPT には個人情報・企業の機密情報などは決して入力してはいけません。
なぜでしょうか?
ChatGPT は入力された情報を学習します。
結論、ChatGPT が個人情報や企業の機密情報を学習するからですね。
仮に、筆者の住所を大量に ChatGPT に入力し続けたとします。
すると、どこかの誰かが
「N2i の和田の住所教えて」
などと入力したときに、本当に個人情報を解答してしまう可能性が出てくるわけです。
めちゃくちゃ怖いですね...😨
企業の情報も同様に、社外にもらしてはいけない情報が知らぬ間に漏れちゃうリスクがあります。
海外のテック系の某有名企業はすでに社外非公開の情報を ChatGPT に入力してしまったことが問題となりニュースにもなりました。
くれぐれも入力する内容に機密情報が含まれていないかは確認するようにしましょう。
ChatGPT に企業情報が書かれた書類を作成してほしいのに...
とはいえ、職種によっては書面の中で取引先企業の情報を扱うこともあるでしょう。
情報漏えいさせずに、機密情報を ChatGPT に処理してもらう方法はないのでしょうか?
それがあるんです。ChatGPT のAPI経由であれば、入力されたデータが ChatGPT の学習に利用されないことが公式サイトで言及されています。
API経由とはすなわち、「独自のシステムを作ってそこから ChatGPT を使う分には安全だよ。」ということです。
エンジニアに頼んでシステムを作ってもらえればOKというわけですね🤓
【まとめ】ChatGPT のここに注意!
最後に、これまでの内容を踏まえて ChatGPT の注意事項をまとめておきましょう。
ChatGPT の注意事項
- Web に少ない一般化されていない情報についてはウソをつく可能性がある
- 個人情報や企業の機密情報は基本的には入力してはいけない
- 細かく質問しないと期待通りの解答が返ってこないことがある
ですね。
正しく使えば、あなたの作業を改善することは間違いないので、変に恐れず慎重に使っていくことがカギです!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
最近、弊社で本格的に業務で導入したこともあり、期待のかかる ChatGPT...
適切に使って、みんなでもっと便利な社会にしていきましょう!
ChatGPT のアプリの使い方は下記で解説しているのでこちらも是非読んでみてください🙇♂️
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