名古屋と東京を拠点に活動するAI開発会社のN2iが、革新的なIT技術と最前線のビジネス情報をお届けします。

新卒採用の「人手不足」は、選考プロセスから始まっている
愛知・名古屋の企業では、近年新卒採用の競争が激化しています。
学生側の就活手段が多様化する一方で、企業側の課題は依然として「選考にかかる人的リソース不足」です。
特に以下のような声をよく耳にします。
-
応募者数が多く、書類選考に時間がかかる
-
面接日程の調整が追いつかない
-
一次面接の評価が属人的になり、判断にばらつきが出る
結果として、「せっかく応募してくれた学生を十分に見られない」「対応の遅れで内定辞退につながる」といった問題が生まれています。
AIが変える新卒採用|“全員面接”を可能にするスクリーニング自動化
こうした課題に対して注目を集めているのが、AIによるスクリーニング面接(AI面接)です。
AIが書類情報や応募データをもとに、応募者全員と一次面接を自動で行い、その内容を要約・分析・レポート化します。
たとえば、AI面接サービス「PeopleX」では以下のような流れで選考を進めることが可能です。
-
応募者がスマートフォンで24時間いつでもAI面接を受験
-
AIが回答を文字起こし・要約し、発話内容を5項目でスコアリング(思考力・表現力・価値観など)
-
人事担当者はレポートを確認し、次の面接者を即日決定
つまり、「全員に公平なチャンスを与えながら、一次面接を自動化する」ことが実現できます。
愛知・名古屋の企業における想定ユースケース
① 製造業:応募者全員を“見る”ためのスクリーニングAI
製造業では、技術職志望の学生が全国から応募してくるため、応募者数が多くなりがちです。
従来は書類選考で一部をふるい落とすしかありませんでしたが、AIを導入することで「全員に一次面接機会を与える」ことが可能になります。
AIは履歴書・自己PR文から自動で質問を生成し、志望動機の一貫性やコミュニケーション力を定量的に評価。
評価レポートは採用チーム全員で共有できるため、複数拠点で採用している企業にも最適です。
→ 書類選考の偏りを減らし、「地方学生・女性エンジニア・高専生」など新しい採用層の発掘にもつながります。
② サービス業:一次面接の負担をAIが肩代わり
店舗スタッフや営業職など、応募者数が多い業種では、一次面接の負担が特に大きいものです。
AI面接を一次選考に導入することで、応募者対応・録画・評価を自動化し、採用担当者は「最終判断」に集中できるようになります。
また、AIが発話内容や表情を分析して「接客適性」「ストレス耐性」などをスコア化できるため、採用基準の標準化にもつながります。
→ 採用スピードを上げながら、面接官ごとの評価のばらつきを防ぐ仕組みです。
③ 人材紹介・派遣業:登録者対応の自動化
登録希望者が多い派遣会社や紹介会社では、初回ヒアリングの時間がボトルネックになりがちです。
AIが一次面談を自動で実施し、希望条件・スキル・働き方の傾向を要約レポート化。
担当者はAIが整理した情報をもとに最適な求人を提案できます。
→ 登録者との面談時間を「1/3」に短縮しながら、ミスマッチを防ぐことが可能になります。
N2iが提供する「導入支援 × 地域密着サポート」
AI面接の導入は、ツールを契約して終わりではありません。
実際に現場で使いこなすには、「AIに何を聞かせるか」「どのように評価結果を活かすか」という設計が重要です。
N2iは、名古屋を拠点にAIエージェントやHR×AIシステムの開発・導入支援を行っており、
東海エリア特有の採用課題(技術系採用・複数拠点・中小規模運用)を熟知しています。
私たちは次の3つのステップで導入を伴走支援します。
Step1:PoC(試験導入)
小規模職種・一部選考でAI面接を試行し、結果と運用課題を検証。
Step2:評価設計
AIの評価項目や質問ロジックを、企業の採用ポリシーに合わせてチューニング。
Step3:運用定着
ATS(採用管理システム)やSlack/LINE WORKSなどと連携し、日常業務に自然に溶け込む運用を構築。
→ これにより「AI面接を導入したけれど活用できていない」という失敗を防げます。
AI選考導入で得られる3つの効果
-
書類選考の省力化
AIが応募者の履歴書・PR文を解析し、候補者全員に対話形式で質問。見落としを防ぎます。 -
一次面接の高速化
日程調整不要・24時間365日面接可能。面接動画・評価レポートを即時共有できます。 -
候補者体験の向上
アバターによる自然な会話体験で、学生の「人柄」「熱意」を引き出す仕組み。企業ブランドの印象も向上します。
よくある質問(Q&A)
Q. AI面接だと学生が離脱しませんか?
A. 最近の学生は生成AIに慣れており、AI面接を「公平でフラット」と捉える傾向が強いです。
Q. セキュリティ面が不安です。
A. 面接データはクラウド(AWS)上に安全に保管され、契約終了時には完全削除が可能です。
Q. コストはどの程度かかりますか?
A. スタンダードプランで月額7万円前後。まずはPoCから始められるので、中小企業でも導入可能です。
まとめ|AIは“人を減らす”技術ではなく、“人を見逃さない”仕組みへ
AIが書類選考や一次面接を自動化することで、採用担当者は「判断すべき仕事」に集中できます。
これまで時間の制約で見落としていた人材にも目を向けられるようになり、結果として採用力が強化されます。
名古屋・愛知の企業がAIを取り入れることで、人材獲得のチャンスは確実に広がります。
AIが採用を支え、人が最終判断を下す。そんな新しい採用の形がすでに始まっています。
N2iでは、名古屋・愛知を拠点に、全国の企業様へPoC支援を行っております。
まずはお気軽にご相談ください。
👉 お問い合わせ:https://n2i.jp/contact/