NAGOYA AI Blog

人工知能(AI)関連の気になるあれこれをN2iがお届けします

AIはドラえもんのようになんでもできるわけではない。が、私たちの生活を豊かで便利にする

高校生キャリアトライアルレポート③:N2iが主催する「人工知能セミナー in 名古屋」に行ってきました! 

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AIに興味はあったもののの、それが何か全然知らなかった私。

高校1年のこの夏、AIシステムを開発するN2iでの3日間のキャリアトライアルに応募しました。

キャリアトライアルの2日目、N2iが主催する中高生向けの「人工知能セミナー in 名古屋」に参加し、また運営としても準備をしました。

 

blog.n2i.jp

 

このセミナーには、自分も含め20人もの学生が参加していて、たくさんの学生がAIに興味を持っていることを感じました。

セミナーのはじめに

まず、人工知能と機械学習、ディープラーニングについての説明がありました。

人工知能について

人工知能の性能は人間の6~8割。

人工知能が人間に勝っている点は、

  • 疲れない
  • 複製可能

であること。

話を聞くうちに、私が人工知能に対して持っていた、ドラえもんのように何でもできるイメージが崩れていきました。

 

セミナーを受ける前の私は、テレビや新聞で人工知能について見聞きするとき、人工知能のすごさばかりに目がいっていました。

まだまだ進化を続けている分野なので、これ以上進化したら人間は大丈夫なのかなと、得体の知れない怖さを感じていました。

 

もちろん、囲碁などの特定の分野では、人工知能はすでに人間の能力を超えていて、毎日のように人工知能についての報道がされています。

しかし、技術がすでに開発されていても、実用化されて私たちの生活を実際に便利にする段階にはまだないことも多いのではないかと思いました。

機械学習について

機械学習とは大量のデータから自動的にルールを見つけ出す方法のこと。

そもそも、これまで機械学習という言葉を聞いたことがありませんでしたが、IT業界では、基本のことばだそうです。

機械学習でできること

・分類:

メールを普通のものとスパムメールに分けたり、りんごを出荷できるきれいなものと、そうでない虫に食われているものなどに分ける。

・回帰:

家の情報をくわしく入力することで、その家の家賃を推測する。

昔ながらの仕事のほとんどは、分類または回帰にあてはまるのではないか、という印象をうけました。

機械学習の問題点

  • 機械学習をする目的を自分で決めることができない
  • データがない、または少ない場合に、データの共通点を見つけ出すことができない
  • トレンドの変化に対応するのが難しく、新しいデータが必要

私たちの仕事のうち、体を使った単純作業は人工知能に取って代わられ、頭を使い、新しいものを作り出すクリエイティブな仕事だけが残る気がします。

 

私は、新しく何かを作り出す自信がなく、もし失敗をしたらどうしようと思うし、リスクが大きい気がします。もともと決められた単純作業を繰り返すだけですが、安定してお金がもらえる、誰にでもできる仕事が将来なくなってしまうのは怖いです。

ディープラーニングについて

機械学習の中でも特に注目されているのはディープラーニング。

ディープラーニングとは、特徴量を教えなくても、自動で特徴を見つけること

機械が見つけた特徴量が、人間が想定しているものと違うかもしれないという話があり、すごくおもしろいと思いました。

人間と違う観点が人間の世界にどのような影響をもたらすのか、良い影響か悪い影響を与えるかはわからないけれど、機械には固定概念がないので、たくさんのことが新たに発見されるのではないかと思います。

 

私は、AIというと、工場で絶えず動いている機械のように、もともと決められた単純な作業を繰り返すだけの技術だと思っていました。

しかし、現在のAIはもっと進化していました。

機械学習で可能になったこと

  • 物体検知(自動運転など)
  • 自然言語処理(文章要約など)
  • 音声認識(音声からテキストの文字起こしをするなど)
  • 特徴量分析(どんな傾向があるのかなど)

物体検知を利用して、自動運転や防犯に役立てることで、私たちの生活がより豊かで安全なものとなったり、自然言語処理や音声認識を使うことで、外国人とのコミュニケーションがより簡単にできるのではないだろうかと思いました。

機械学習は、専門的な分野に役立つものだと思っていたのですが、私たちの生活を豊かで便利にできそうなものばかりで意外でした。

ワークショップ

上記の説明の後に、5人1チームで[人工知能について考えよう]というテーマで話し合い、付箋にアイデアをできるだけ書きました。

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私たちのチームからは、

  • 自分に似合う服装を決めてくれる
  • 栄養バランスのとれた食事を考えてくれる
  • 今後自分がかかりやすい病気を分析してくれる
  • 次に流行りそうなものを教えてくれる
  • どうしたらお金が貯まるかをそれぞれ分析してくれる
  • 指名手配犯を監視カメラから自動で見つける

などたくさんのアイデアが出ました。

 

私としては、絶対に不可能だけど実現してほしい人工知能を挙げたかったのですが、実際に挙げてみるといろいろな分野でもうすでに実用化されているものも多かったです。

意外と苦戦したので、AIを使う目的を決める難しさを感じました。

セミナーに参加して

これまでは、AIについて興味を持っていても、AIの仕組みを学ぶ機会がなく、漠然とした印象しか持っていませんでした。

今回、AIを扱う会社だからこその、とても詳しい説明が分かりやすかったです。さらに、現状のAIと世の中が思っているAIとのずれを知ることができ、貴重な体験ができました。

 

また、私が小さい頃はそこまでAIについて知らなかったのですが、私よりもずっと若い学生さんもたくさん参加していて、その意欲に刺激をもらいました。

 

今回、AIについて学んだことで、私たちはただAIに期待したり、恐れたりするのではなく、もっとAIについての知識を得るべきだなと感じました。

 

YA

 

【広報追記】

  • 本ブログは、インターンシップ参加者のレポートを元にしています。タイトルや構成、言い回しなど、文意が変わらない程度に広報で編集を入れています。
  • ドラえもんといえば、『日経コンピュータ』でこのような特集が企画されています。興味のある方はどうぞ。

tech.nikkeibp.co.jp

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