IoT(internet of things)あらゆるモノがインターネットにつながる、モノのインターネット。
IoH(internet of human)ヒトのインターネット
IoE(internet of everything)インターネットで全てをつなぐ
「IoT」ということばをよく聞くようになりました。おそらく認知度もかなり上がっていると思いますが、最近では「IoH」とか「IoE」、はたまた「IoX」なんて言葉も聞くようになっています。一体なんのことかと調べてみました。
まずはお約束のGoogleトレンドで調べてみます。
黄色がIoT、青がIoH、赤がIoEです。
IoHとIoEは、IoTと比べると、まだまだ検索されている回数は少ないようです。
日本ではIoHがよく使われているようですが、海外ではあまりその言葉は使われていません。
IoEに関しては、IoTとIoHによりIoEが成り立つと解釈している記事もあれば、IoEは、「everything」が示すようにインターネットとその他全てがつながると解釈している記事もあります。
「その他全て」とは随分と漠然としている気もしますが、まだ定義としても定まってない気がします。
逆に、日本ではIoHという言葉が使われているのに対して、海外ではほとんどこの言葉を目にしません。なぜ日本だけなのかと不思議に思います。
IoHにおいては、まだ明確な定義が日本でもされていないように感じます。
IoHとは、ようするに、ヒトとインターネットをつなぐわけですが、それを心拍数や体重などの取得できるデータを利用することだと説明しているものもあれば、インターネットを介して、例えば執刀医があたかも現地にいるかのように手術をすることができる技術などと紹介されています。
いずれにしても、今後、モノやヒトだけでなく全てのものがインターネット上で共有されていく世界になっていくことを見て取ることができます。
と、ここまで読んで、「IoXはどこに行った?」とお思いの方、IoXはどうやら日鉄ソリューションズ(旧:新日鉄住金ソリューションズ)さんが推しているコンセプトのようです。気になる方はこちらをどうぞ。
社会課題の解決に貢献していく喜びを:IoT(モノ)×IoH(ヒト)=IoXで、製造現場の安全、安心を守れ!
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