2019年4月22日から24日にかけて、人工知能(AI)の活用をテーマにした国内初のグローバルイベント「AI/SUM(アイサム)」が日本経済新聞社の主催で東京・丸の内で開催されました。
メインテーマは「AIと人・産業の共進化。」
官民学が一体となって、日本のAIへの最先端の取組みを紹介し、今後の可能性や課題について活発に議論をしました。
安倍首相のビデオ登壇や、AI領域で活躍されている著名人が一堂に会するということで、注目を集めました。
初日の22日には、AI関連のスタートアップが集うピッチコンテスト「スタートアップピッチ:NEXT90」も開催。
N2i の代表篭橋も登壇させていただきました!
スタートアップピッチ:NEXT90
NEXT90では、世界から集まった投資家や企業関係者、メディアを前に「90秒」でビジネスモデルを披露します。
ベンチャーキャピタル(VC)やコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を含む協賛企業が、優秀なスタートアップを選出。
NEXT90に参加した中から5社が「Next 5」に選ばれ、2日目と3日目に開催された「AI/SUM WORLD 30」に出場し、世界のスタートアップと同じ舞台で競う権利を得ました。
登壇企業の面々は?
NEXT90に登壇したのは全部で49社。AIに特化したピッチイベントとしては国内最大級の規模でした。
ディップ株式会社が主催する日本初のAI特化型インキュベーションプログラム「AI.Accelerator」に採択された企業も多く参加しており、国内AIスタートアップのコミュニティが形成されつつある事を実感しつつ各社のピッチを聞きました。
エドテック(EdTech)、ロボティクス、HRテックなど、様々な領域のAIソリューションが発表される中、Next 5に選ばれたのは次の5社でした。
・GVA TECH株式会社
・メドメイン株式会社
・Repertoire Genesis株式会社
・ソシウム株式会社
・amplified ai
・メドメイン株式会社
・Repertoire Genesis株式会社
・ソシウム株式会社
・amplified ai
上記5社の特徴としては、何かしら社会的意義の大きなサービスを目指している、あるいはヘルスケア、ファッション、金融などにAIを用いてブルーオーシャン市場で事業を展開している事が共通項だったかと思います。
中でも、メドメイン社のディープラーニング(深層学習)による病理画像診断ソフト 「PidPort」 は、病理医不足を解消し、かつ診断結果の属人化も防げる社会的意義の大きいソリューションだと感じました。
残念ながらN2iは受賞に至りませんでしたが、チャットボット採用管理ツール(ATS)「ノリスケ for リクルート™」をプラットフォームとして、採用領域を自動化する構想を発表するとともに「優秀な人材を、的確に効率よく」のスローガンで会場を盛り上げました。
最後に
2019年4月より、働き方改革法案が順次施行されました。
人手不足や社会課題の解決を目指して、今後もさらにAIやRPAなどを使った業務効率化が推進されていくことでしょう。
N2iは「あなたにしかできないことをやろう」を企業理念としています。
テクノロジーに任せられる仕事がどんどん増え、人は人にしかできない「価値ある仕事」に集中することができる世界が目前に迫っています。
我々は、テクノロジーを駆使してその仕組みを作り、自らも、それを使う人も、人にしかできない仕事に集中できるように。
採用業務の効率化や企業向け人工知能システム等、開発のご依頼・ご相談がございましたら、お気軽にお声がけ頂けると幸いです。