「100億あげちゃう」キャンペーン | PayPay株式会社
PayPayの「100億円あげちゃう」キャンペーン。
開始からあっという間の10日間で終了となりました。N2i の隣にあるファミリーマートでもPOPでPRを展開するなど、色々な所で「PayPay」という言葉を見たり聞いたりしました。
自宅近くの小さなお蕎麦屋さんですら、すでにPayPayの取り扱いを始めており、その勢いにびっくりです。
以前こちらでも書きましたが、 blog.n2i.jp
QR決済市場の争奪戦が激化して、来年の今頃はフリマでもQR決済、屋台でもQR決済が普通になっていくんだろうなと思います。
そして、少し前のことですが、名古屋にもUber Eatsが上陸しました。
今までデリバリーしてもらえなかったお店の料理をオフィスや自宅に届けてもらって食べることができます。
日常生活の構造がこうやって変わっていくのかと思うと、とても興味深いです。
こちらで弊社のエンジニアも書いていますが、
実は新しい価値というのは、ものすごい最先端のテクノロジーです!という感じのものではなくて、すごくないのがすごいんだろうと思います。
人工知能に関しても、何かすごい事ができそう!というものはまだ意外にたいした価値がなくて、たった二文字を入力しただけで、予測候補を出してくれる「Googleの検索」などは、今ではちっともすごいと思わなくなってしまったけれど、「曖昧に覚えていた事象をきちんと調べることができる」という新しい価値を提供しています。
Amazon Goのレジ無しコンビニは、「レジ無しコンビニ」という言葉を聞くとすごく聞こえるけれど、お店に入ると棚にあるものをカゴに入れるという買い物のプロセスは従来通りで特にすごいわけではなく、違うのは、「お会計しなくても勝手にお会計される」という点。
そして、それら無しの生活にはもう後戻りできない、したくない。 それら無しでは、生きづらいだろうと思ってしまう。
今提供しているNoRe:sukeやMOCHICAといった、HR領域のサービスも、企業の採用や人事の方の根本的な課題を改善・解決する新しい価値を提供したいと思っています。
また、N2iとしては、どんな市場向けに何を作るかは柔軟に、「課題を解決できるサービス」を作りたいと思っています。 技術ファーストで最新の技術で提供します!というよりも、従来の技術や自社で提供できる人工知能(AI)技術など、創意工夫して提供していきたいと考えています。
イノベーションという響きは良いけれど、ある日、産業構造や、やり方がスルっと変わって、以前の価値感を忘れさせてくれるものだから、すごい!と感じるよりも、実際は普通に使っちゃってるな、ということなんだと思います。そういうサービスを作りたい!
Kago