工作機械や車載機器に搭載されており、人命に関わる事故を起こす可能性があることから、新しい技術の採用にとても慎重な組込み業界ですが、近年変化がみられるのは自動販売機です。
日本は自動販売機の台数は世界でもトップクラスに多く、街中でもいたるところに見ることができます。
2016年末と少し前のデータですが、日本自動販売機工業会の調査によると、自販機及び自動サービス機の普及台数は、494 万 1,400 台で、普及台数に占める割合が最も大きい飲料自販機は全体の 50%に相当する 247 万 4,600 台だそうです。
ICカードで購入できるタイプの自販機は、人々の生活にかなり馴染んできたかと思います。
関東方面では、2010年頃からタッチディスプレイ式の自販機が登場しています。名古屋でも、名古屋駅周辺や大型ショッピングセンターなどで見かけることがあります。
自販機業界の新たな戦略としては、歩く人の年齢や性別などを見分け、その人にあわせてディスプレイ表示を変えることで、売り上げアップを狙っているようです。
数年先には、ワンタッチで好きなものが買える自販機とコンビニが融合したような機械が街中で見られる世の中になるかもしれません。
------------------------------------------------------------------------
N2iでは、企業向け人工知能の受託開発や
人工知能を使ったビックデータ解析を行っています。
【ご相談・お問い合わせ】はこちら
------------------------------------------------------------------------