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事務職がAIに仕事を奪われないためにすべき5つのこと

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N2iのブログでも何度か「AIに仕事が奪われる」ということに関連した記事を紹介してきましたが、事務職は、日本でも海外でも無くなるであろう職業の一つとされています。

 

本当に無くなるの?と思う方もいるかもしれませんが、未来の事は誰にも分かりません。

まだ実感がなくてもいざ、「もう事務職は必要ありません!」

なんてことになってから、「どうしよう」となる前に、今からでも様々なことにチャレンジするのも良いと思います。

 

ですが、事務職としてAIに仕事を奪われないようにする、という選択肢もあるようです。

news.livedoor.com

 

(1)全体像を理解する
自分の作業は全体の一部分(=木、または枝)であり、その木の集合体である森はなんなのかを理解しなければいけない。これは例えば、データがどこから入ってきて、どこに移動して、どんな形で自分が手入力する工程になり、その後どこにいくかを把握し、どんな価値を生んでいるかを漠然とでもよいので理解することである。

 

(2)進んで「教師データ」作成を行う
データのラベル付け作業、テーブル作成、名寄せ作業など自分の現場の知識が大きく貢献できるところで、教師データ作成に寄与する。地道な作業をすることが大きな結果につながるのだ。

 

(3)作られたAI技術の検証を目視でもいいから行う
AIがちゃんと正しい出力をしているか、正しい仕分けをしているか、検査をしているか、そこの検証が一番うまくできるのも、現場で色々な判断基準を「ノウハウ」や「勘」で貯蓄してきた単純労働の人間だ。AIをチェックする立場になることで、AIの改善点の提言ができるようになる。

 

(4)技術チームと仲良くなる
企業がAI技術を導入する際に、ITチームなどのリソースが割かれることになるだろう。教師データを持っている唯一の存在としてITチームとのパイプ作りに励み、組織横断的なコミニュケーションを取れる立場になることが大事だ。

 

(5)他に似たような問題を抱えている部署を見つける
「AI推進室」のようなプロジェクトを立ち上げて、意見発信する立場になるには他の部署も巻き込まなければならない。

 

(2)の教師データとは、機械学習のモデルが学習するときに使う、事前に与えられたデータのこと。

 

今後も事務職として働きたいあなたは、スキル向上を目指して、上記の5つを行ってみてはいかがでしょうか。

 

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