毎年楽しみにしているCESが今年も開催されました!
皆さんはこのCESというイベントをご存知ですか?
今回は、人工知能の切り口から、CES 2019を駆け足で追ってみたいと思います。
CESとは?
CESは、毎年米ネバダ州ラスベガスで開催される国際見本市で、今年も1/8から開催されました。
初回の1967年から52年を経た2019年の今年は、155を超える国々から4500社が出展し、18万人以上が来場しました。
当初は家電製品の出展が中心でしたが、現在はIoTや車も含め、実に様々なメーカーが、新製品や最先端テクノロジを発表する場となっており、取材に訪れるメディアも6,500名という規模のビッグイベントになっています。
2019年のCESでは、「巻き取りテレビ」や「曲がるスマホ」などが話題になりました。
CESでみる人工知能(AI)
そして、人工知能(AI)に関する話題も多数ありました。
まずはAI一色となった基調講演です。
開会日の基調講演には、IBMのジニー・ロメッティ氏が登場。同社が「ディープデータ」を用いて行なっている取り組みや、Walmartと共同で行なっている食の安全への取り組み、ブロードAIや量子コンピューティングについてのお話がありました。
「ブロードAI」IBMキーノート「次のAIとは。よりよい社会に向けて」 ーCES2019レポート③(IoTNEWS)
開催前日の基調講演に登場したLGエレクトロニクスのパク・イルピョン氏は、AIがもたらす新しいライフスタイルやAIに対する同社の取り組みについて、パートナー企業のゲストスピーカーを迎えて語りました。
LGキーノート「テクノロジーは生活をより良くしたか?」 ーCES2019レポート②(IoTNEWS)
AIの可能性を見せてくれるLGのコンセプトビデオを眺めるだけでも面白いので、是非録画もご覧ください。
CES Keynote Addresses - CES 2019
さて、ここからは各社の発表等をみていきましょう。
クリエイティブテクノロジーは、顔や耳の形を元に最適な音質を提供してくれるAIを出展。
サムスンは医療補助をするロボットを紹介。
各所で開発が進められている自動運転関連の技術もたくさん!
そして、LOVOT!
前回Nagoya AI Blogでもご紹介したLOVOTもラスベガスの地を踏んだようです!
CES 2019と人工知能というキーワードだけでもとてもたくさんの記事が見つかり、全てをご紹介できないのですが、また面白いものをみつけたら、こちらに加筆していきたいと思います。
Is technology making your life better?
今回は駆け足で、CES 2019で紹介された人工知能についてご紹介しました。各企業の発表や基調講演などを見て、LGのイルピョン氏が会場に投げかけた質問が心に残りました。
"Is technology making your life better?"
(テクノロジはあなたの人生をよりよくしていますか?)
"Of course it is, unless you should not be here."
(もちろん、だからこそあなたもCESに参加しているのですよね。)
2020年のCESは1/7から開催されます。
今年1年でどのような技術の進化があり、1年後の2020年にどんな新しい、ワクワクする技術に出会えるか、今からとても楽しみにしています!
------------------------------------------------------------------------
ATS(採用管理システム)の自社開発を行なっています。