私は、料理は苦手ですが、食べるのは大好きです。
今回はそんな料理についてのお話。
日本だけに住んでいると、日本の料理の事しか知らないまま生活することになりますが、広い世界には日本にはない料理や味がたくさんあるものです。
「味わったことのない料理を食べずに人生が終わってしまうのは、なんてもったいないのだろう」とたまに考えます。食べたことのない料理にチャレンジして自分に合うか合わないか、それが楽しかったりしますよね。
日本には売ってない野菜や果物はたくさんあります。
最近、「バナナの花」を食べました。正式名称は分からないのですが、1個500円くらいです。
タケノコのように皮がはがれるので、食感もタケノコのような感じなのですが、クックパッド等のレシピサイトを見ると、サラダにして食べるみたいです。
日本だったら筑前煮にして醤油漬けでもおいしいのではないかな。結局クックパッドを信じてサラダにして食べましたが、自分の料理がいまいちなのか、ざっくりいうとあまり味がしませんでした。食感と真新しさだけな印象。
というように、日本風にアレンジしたら、こんな料理になるんじゃないか、ということを分析できるサービスがありました。
「Food Galacy」という人工知能を使って世界のレシピを分析してみようというサービス。
実際に世界のレシピを分析するとこんな感じ。
この円は、料理のレシピを2次元的に分析したものです。
日本は、韓国や中国に似ているレシピのようです。当然と言えば当然か。
ちょうど反対側にあって対照的なのがケイジャン料理とかモロッコ料理。
そしてこのレシピは、ベクトルで合成することができるということで、サイトのほうでは、「すきやき」を「フレンチ」に変換したらそれぞれの食材は何に変換されるかを紹介していました。
それが下の表です。
みりん → Calvados (りんごを原料とする蒸留酒)
植物油 → オリーブオイル
醤油 → ブーケガル(パセリ、タイム、ローリエ、エストラゴンなどの香草類)
青ネギ → タラゴ(キク科ヨモギ属の多年生植物)
卵 → バター(なぜ?)
のようになるみたいです。
どうやって植物油をオリーブオイルに代替したかとういうと、ベクトルの合成で下のようになります。
そして、それを料理したものがこちら!
たしかに、「フレンチ風すきやき」といわれれば、そう見えなくもないですね。
という訳で、味覚を何倍にも楽しむための新しい手法が、人工知能のベクトル計算によって新しいレシピがどんどん生まれて来そうです。
今度これを作ってみようか、料理下手だけど。。。