AIを経営資源に取り入れることによる増収のシナリオが発表されました。
38%もの増収。各業界でどのように利用されていくのかということは、連日新聞ニュースになっていますが、まだ具体的に見出せている企業さんは少ないと思います。
AI界隈では、「何ができますか?」から打ち合わせが始まることが多いです。
名古屋でのAI導入事例として、先日NHKでも取り上げられたつばめタクシーさん。
30分後の需要をリアルタイムに検知して、配車数をその場所にそのタイミングで増やすという。ドライバーの直感やルーチンで待っているよりも正確です。統計とリアルタイムな情報を組み合わせて、他社よりも一足先に配車できるのは強い。
先日の台風3号の時には、中央線が止まったので、その情報データも活用されているみたいですね。
ちなみにつばめタクシーさんは、クレジットカード利用が低額だとサインしなくていいから、楽。意外に手間なんですよね。
教育業界は、イノベーションが起こるくらい増収しますね。AIがメインで指導して、人間が感情領域をサポートする、というところでしょうか。
いずれにしても、企業がAIを導入するということは、フローやスキームが大きく変わります。
・HRからHAIRへの展開(Reinvent HR into HAIR):最高人事責任者は、従業員の管理だけでなく、従業員と機械のインタラクションの管理、いわば「Human AI Resources(HAIR)」にも責任を持つことが求められる。
・AIによる学習補完(Learn with machines):スキル習得や社員研修のあり方が根本的に変化する中で、こうした変化に自社のビジネスを適応させるには、従業員のニーズを重視する必要がある。特にアジャイル領域のスキル開発は重要な取り組みになる。
このあたりは非常に大切だし、できる人がいないタイミングでは、導入をやめる方が堅実ですね。www.accenture.com
Kago