とても面白い実験をしている人工知能の開発者達がいたので紹介いたします。
タイトルの通り、人工知能に６００時間のドラマを観させて、新たな動画の次に起こることを予測できるかの実験です。
将棋や囲碁で先読みができるなら、今度は人間の行動の先読みをしてみようというわけです。人間の行動は、国や地域によって常習化されている慣習が違うので、これからご紹介する動画の通りになるとは思いませんが、日本人には日本人独特の習慣があることでしょう。
それを学習されたら、私たちの行動は人工知能によってすでに「行動を読まれている」ことになります。ちょっと怖いお話です。？笑
動画を見せて予測させる
まずは下の写真を人工知能に見せて、次にとる人間の行動を予測させます。
「握手するであろう」、と回答しています。
結果はご覧の通り「握手」しました。
続いてこちらの映像です。欧米人ならきっとこの映像のお婆さんは女性を抱きしめることでしょう。日本人でこのようなオーバーリアクションは、実生活であまり見ないとも思いますが。
人工知能も予測は「抱きしめる」です。
結果は、「抱きしめる」でした。人工知能見事正解です。
今回の予測は、「握手」「ハイタッチ」「抱擁」「キス」の４つの視点からだったようで、人と人が出会ったときに限定させて推測させていたようです。
では最後の映像はどうでしょう。
人工知能は、「握手する」と予測しています。
正解は、、、
Youtubeで正解をご覧ください。
とても面白い実験でした。
他にも未来を予測する人工知能をあらゆる角度から予測させる実験は続いています。
人工知能に「行動を読まれないようにするにはどうしたらよいか？」という学習を人間はしないといけなくなりそうですね。
人間の行動を人工知能が先読みして、それを読まれないように人間が人工知能を学習して回避して、それをさらに・・なんてどうどう巡りになりそうな予感。
