世界最強の棋士・柯潔九段を破り、引退を表明したDeepMind社のコンピューター囲碁プログラム「AlphaGo(アルファ碁)」。その対決を前にして数百万回にわたり繰り返された「AlphaGo」対「AlphaGo」の“セルフ対局”の内、特別に選ばれた50の対局がDeepMind社の公式サイトに公開され、話題を呼んでいます。
*******
過去の棋譜をすべて学習し尽くしてしまった「DeepMind」社の「AlphaGo」は、それだけでは物足らず、「AlphaGo」vs「AlphaGo」で対戦させ棋譜を学習させていた。
世界最強の棋士・柯潔九段を破ったことで、囲碁界から引退することになった「AlphaGo」ですが、学習に使われた「AlphaGo」同士の棋譜50局が特別に公開されています。
人間は手に自分なりの“意味”や“ストーリー”を持たせながら打ち進めるのに対し、コンピューターは脈絡なく“ちょっとでも得なところ”へ打つのが大変印象的で、いかに人間が常識という名の思い込みにとらわれているのかを実感させられました。「AlphaGo」は今回の対局を最後に引退するとのことで残念ですが、人間・コンピューターともにまだまだ棋力向上の余地がありそうで、収穫は大きかったと思います。
棋譜を見ても、人間では到底勝てないレベルの戦いをしていることがわかります。
もはや解説不能です。
面白いので是非一度ご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓こちらからどうぞ↓↓↓↓↓↓↓↓
AlphaGo vs AlphaGo: self play games | DeepMind